【写真・画像】「これが健常者の体なんだ」岸谷蘭丸、幼少期に患った“動けない”難病が完治した経緯明かす「本当運です」 1枚目

 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、実業家・インフルエンサーの岸谷蘭丸が出演。難病に苦しんだ幼少期について語った。

【映像】幼少期の頃の岸谷蘭丸

 有名人のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回のしくじり先生は、岸谷五朗と岸谷香の長男で、現在はビジネスやSNSを軸に活動する岸谷蘭丸が登場し、受験に失敗した過去のしくじりを告白した。

【写真・画像】「これが健常者の体なんだ」岸谷蘭丸、幼少期に患った“動けない”難病が完治した経緯明かす「本当運です」 2枚目

 授業を聞くメンバーには、オードリー若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣のほか、A.B.C-Zの五関晃一、高橋真麻藤本美貴らが出演。

 「自分を特別な存在だと思い込み、すぐに環境を変えたくなる」という性格により、幼稚園から大学まで計7回の受験を経験したという蘭丸。そうした意識の背景には、芸能人の両親を持つ“2世”であることに加え、幼少期に若年性リウマチを患っていたことも影響していたという。

 闘病生活について、蘭丸は「障がい者手帳を持つレベル。あんまり覚えていないですけど、動けなかった。全身が痛いし熱も出るし」と回顧。首や膝などあらゆる関節が痛み、免疫疾患のため治療も難しく、「毎週のように入院していた」「幼稚園も3分の1しか通えなかった」と、当時のつらさを語った。

 病気のケアが欠かせないことから、蘭丸は進学先として私立小学校を受験することに。試験内容はお絵描きや運動テストのほか、「箸で豆を移し替える」といった小学校受験特有の課題もあった。蘭丸はこうしたテストの練習ができる小学校受験向けの幼児教室に通い、受験に備えていたという。

【写真・画像】「これが健常者の体なんだ」岸谷蘭丸、幼少期に患った“動けない”難病が完治した経緯明かす「本当運です」 3枚目

 しかし、有名校を中心に挑んだ結果、受験した10校はまさかの全落ち。若林が「ご両親の面接してだよね?」と驚くと、蘭丸も「僕も、マジで?って思いました」と冗談めかし、笑いを誘った。藤本が「ちゃんと勉強はしたんですか?」と尋ねると、「正直、あんまやってないです。病気であんまり椅子に座れないんで」と明かし、落ちた原因を推測した。

 その後、蘭丸は何とか1校に合格し、目黒の私立小学校へ入学。そこは少人数制の自由な校風で、ストレスゼロの快適な日々を送れたという。さらに、病気についての理解も得られ、「担任・副担任・校長・教頭・保健室の先生、全員が僕の薬を持ってて、様子がおかしくなったら飲ませる」とケア体制を明かし、「最高の学校だった」「本当にここでよかったです」と力を込めて語った。

 そんな生活が続く中、小学4年生の頃に転機が訪れる。開発されたばかりの新薬が劇的に効き、病気が完治したのだ。「治験が終わったくらい」の出来たての薬だったといい、蘭丸は「本当に運です」と振り返った。「点滴打って、次の日の朝『身体軽っ!』と思って。2段ベッドから飛び降りて、これが健常者の身体なんだっていう。衝撃でした」と当時の喜びを語っていた。

「毎週入院していた」岸谷蘭丸、難病に苦しんだ幼少期を明かす…唯一合格した私立小学校は「病気を受け入れてくれた」「最高の学校」