
“必殺技”の極意を語った。
8月5日からサウジアラビアで開幕するFIBAアジアカップ2025のバスケットボール日本代表メンバーに選出されたシューティングガード富永啓生(24歳/レバンガ北海道)が、『ABEMA』の独占インタビューで独特の感性を明かした。
54年ぶりのアジア王者を目指す日本代表にとって、キーマンの1人になりそうなのが富永だ。2023年のカーボベルデ戦(ワールドカップ)では、なんと6本連続の3Pシュート成功。18分間の出場ながら22得点を挙げる活躍でプレーヤー・オブ・ザ・ゲームに輝き、日本を48年ぶりの自力オリンピック出場に導いた。
インタビュアーを務めたバスケ大好き女性タレントの『まるぴ』が、「シュートでとくに大事にしていること、意識しているポイントはありますか?」と聞くと、富永はこう答えた。
「シュートは毎回毎回のショットによって体勢が違ったりだとか、本当に同じショットっていうのは絶対にほとんどない。その中でやっぱ体勢が崩れながらも、その最終的なフォロースルーでどこか一つに絞るってところは意識しています。練習で試合で使えるようなシュートを練習して、あとはそれをそのまま試合で発揮するだけっていうところを一番意識しています」
富永と言えば、「ディープスリー」(3Pラインからさらに長い遠い位置から放つシュット)も代名詞。「基本的にハーフコート超えたらもうだいたい狙えるは狙える」と明かすと、「それこそボールを持った瞬間に、自分とリングを結んだシュートのラインっていうのが、なんとなくですけど、見える感じはちょっとある」と独特の感覚を明かした。
このいわば“極意”に『まるぴ』は、「漫画の世界だ!光が見える、みたいな!」と驚愕していた。
アジアカップに向けては、「まずやっぱり勝利がすごく大事。ワールドカップ後の盛り上がりは、Bリーグの盛り上がりにもすごく影響していたと思います。日本代表が勝つこと、人気が上がることによって、本当にバスケット全体の人気が上がってくる。アジアで1位という目標を有言実行できるように頑張っていきます」と意気込んだ富永。持ち前の“漫画のような3Pシュート”を武器に、日本に再び勝利をもたらすことができるか。大いに期待したい。

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