セゾンテクノロジー7月25日、HULFTテクニカルサポートセンターのHULFTチームとDataSpiderチームの両部門が、世界最大のサポートサービス業界のメンバーシップ団体HDIの日本拠点、HDI-Japanが主催する25年度のHDI格付けベンチマーク「クオリティ格付け(センター評価:メール)」で、最高ランクの三つ星をダブル受賞したと発表した。HULFTチームは4年連続、DataSpiderチームは2年連続での受賞となる。

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 近年、HULFTテクニカルサポートセンターでは、クラウドやSaaSなど顧客運用の変化を踏まえた技術スキル向上だけでなく、生成AIの活用やカスタマージャーニーを意識したソフトスキルの向上と標準化を進めている。質問に対して迅速・的確に回答するだけでなく、質問の意図や事情などの背景をくみとり、顧客が必要とするサービスの利用シーンに合わせた解決策を提案している。第三者機関であるHDI格付けベンチマークへの参加は、サポートの品質をより公正に判断すること、またその評価指標にもとづき品質を向上させることが目的。

 HDI格付けベンチマークでは、HDIの国際スタンダードを用いた評価項目に対して4点~1点の評点が付与される。各評価5項目の平均が3.5点以上で三つ星、2.5点以上で二つ星、1.5点以上で一つ星となっており、HULFTテクニカルサポートセンターのHULFTチームと、DataSpiderチームはともに3.5点以上と評価された。

 HULFTチームへの評価内容は、「迅速・丁寧な支援によって顧客からの信頼を得られている」「顧客の質問に漏れなく回答し、結論から始まる簡潔な記述でわかりやすい」「具体的な対処方法を提示し、顧客の理解を得ながら進められている」だった。

 一方、DataSpiderチームは、「問い合わせに対して前向きな支援姿勢で素早く反応し、問題解決に取り組んでいる」「担当者は的確な判断で解決に導き、プロとして信頼性の高い対応である」「顧客と認識を合わせながら解決を試み、問題を共有している」が評価された。

 7月17日に認定授与式が行われ、HDI-Japan運営企業であるシンクサービスから認定証が授与された。