桂米朝(本名:中川清)は大正14年に生まれ、姫路市大善町の九所御霊天神社(くしょごりょうてんじんしゃ)の神主の家に育ち、父の影響で幼少時代から落語や浪曲・講談などに親しみ熱中しました。

昭和18年に進学のため上京すると、まもなく作家・寄席文化研究家の正岡容(まさおか・いるる)に師事。終戦を迎えた後は、焼け跡の姫路で五代目笑福亭松鶴らを招いた落語会を企画するなか、自ら演者となることを決意し、昭和22年四代目桂米團治に入門。

以後二人の師匠に導かれて、存亡の危機に瀕していた上方落語の復興に尽力し、独演会形式による落語会の全国展開や活字・音源による全集化を通じて、上方落語を現代に通じる演芸に蘇らせました。

また落語にとどまらず、古典芸能から演芸全般にわたる幅広い分野との横断的な研究と交流が評価され、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化勲章受章者となりました。

スペシャルトークショー『米朝と私たち』

内容

桂米團治氏(米朝氏長男)、中川渉氏(米朝氏三男・学芸員)、小澤紘司氏(米朝研究家)が米朝氏との思い出と展示について語るトークショー

申込方法

事前の申し込みが必要です。スペシャルトークショー応募専用フォームよりお申し込みください。

締切は8月3日(日曜日)です。

配信元企業:姫路市

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