
米AMCの人気スピンオフシリーズ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」がシーズン4で終了することが、米サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナルで正式に発表された。米バラエティが報じた。
ダリル役を演じるノーマン・リーダスは、「『ダリル・ディクソン』は素晴らしい旅だった。ここまで共に歩んでくれたすべてのファンに感謝している。この物語を、そしてキャラクターたちを築けたことは光栄だった。みなさんの愛と支えがあったからこそ、すべての瞬間が意味を持った」とファンに感謝。「このフィナーレは単なる終わりじゃない。私たちが共有してきた時間を祝う祭りだ。その愛を、これからも持ち続けてほしい。ダリルの旅はまだ終わっていない」とコメントした。
キャロル役のメリッサ・マクブライドも、「ダリルとキャロルのヨーロッパでの冒険を撮影するのは、一生の思い出になる体験だった。もっとこの二人の物語に触れていたくて、何度も戻ってきた」と振り返り、「まだ語るべきストーリーはたくさんあるし、ファンの皆さんが楽しみにできることもまだまだある。いま目の前にあるこの時間を味わいながら、みんなが私たちの作った世界を見てくれるのが本当に楽しみ」と期待を寄せた。
シーズン4は全8話構成で、今月からスペイン各地で撮影が開始される予定。マドリード周辺をはじめ、ビルバオ、ガリシア、アンダルシア、セゴビア地方、トレドなど多様なロケ地が撮影に使われる。
今年放送されるシーズン3では、キャロルとダリルが故郷と大切な人々のもとへ帰ろうとする旅の続きが描かれる。しかし彼らの道のりはますます困難となり、変化する風景と過酷な環境のなかで"ウォーカー・アポカリプス"がもたらした多様な影響を目の当たりにすることになる。9月7日から米国でAMCおよびAMC+で配信予定だ。

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