トックシステム株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:近藤 正和、以下ラトックシステム)は、制御機器に920MHz帯ワイヤレス機能を追加し、添付のUSBホストドングルを介してPCと920MHz帯通信が可能な新製品2種4製品を、2025年10月より出荷開始いたします。


SubGiga 対応インターフェイスボード、2種4製品をラインナップ

【出荷予定日】

2025年10月中旬

【製品情報URL】

本製品開発の背景

DX推進や省配線ニーズの高まりを受け、既存の制御機器をあとづけで無線化できるソリューションが求められています。

一方、通信設備の配線工事に手間をかけたくない、電波の干渉・到達距離不足で配置に苦労する、ランニングコストはかけたくない、などの課題やニーズが存在します。

本製品は、920MHz帯のSubGiga無線通信を採用しています。障害物の影響を受けにくく見通し最大250mの通信が可能、2.4GHz帯と比べて壁や機器の多い環境下でも通信が安定することが特長です。また、LTEなどの公衆回線やクラウドサービスに頼らず運用でき、ランニングコストゼロで運用可能。Wi-Fiやインターネット接続も不要で構築できるソリューションです。

既存設備を活かしながら、より迅速かつ低コストで無線化を実現するプラットフォームとして展開してまいります。

SubGiga 対応インターフェイスボードについて


接続構成図

特長(共通)

  • 920MHz帯(ARIB STD-T108準拠)のSubGiga通信で見通し最大250mの中距離・安定通信

  • Windows用USBホストドングルを標準添付端子台モデルとMILコネクタモデルを用意

  • LTE回線やクラウド不要、初期費用のみでランニングコストゼロ

  • Sensirion社製SHTC3温湿度センサー搭載、基板周辺の温湿度取得が可能

  • ボードを保護するケースへの組み込みが可能

  • Visual C++/VB/C# 用APIとサンプルプログラムを無償提供

SubGiga デジタル入出力ボード RS-SG2010T/SG2010M

RS-SG2010T

(端子台モデル)

RS-SG2010M

(MILコネクタモデル)

  • デジタル入力8ch・出力8chトリガー入力1chストローブ出力1ch搭載

  • 端子台/20pin MILコネクタモデルの2種類をラインナップ

  • GPIO-40ピン間は高速デジタルアイソレーターで電気的絶縁

  • 5~24V入力対応のコモン電源端子を装備

SubGiga アナログ入力ボード RS-SG2040T/SG2040M

RS-SG2040T

(端子台モデル)

RS-SG2040M

(MILコネクタモデル)

  • アナログ入力8ch、オープンコレクタ出力1ch搭載

  • MILコネクタモデルはさらに5Vデジタル入力1chを装備

  • 12bit/500ksps、±10V~0-10Vまでソフト設定可能

  • ジャンパ抵抗設定で、4-20mAの電流計測にも対応可能

ラトックシステムについて


会社名:ラトックシステム株式会社
本社所在地:大阪府大阪市西区南堀江1-18-4 Osaka Metro南堀江ビル 8階
代表取締役社長:近藤 正和
設立:1983年10月13日
資本金:1億円
URL:https://www.ratocsystems.com/
事業内容 :ラトックシステムは、1983年の創業以来、パソコンやスマートフォン関連のハードウェア、ファームウェア、アプリケーションを一貫して開発・販売してきました。RS-232CBluetooth、Wi-SUNなど、多様なインターフェースの開発実績があります。

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