
911 GT3 RSに対抗 9月発表か
メルセデスAMGは、V8エンジン搭載のサーキット走行用モデルを新たに開発している。ラップタイム記録樹立を目標に設計されており、ポルシェ911 GT3 RSへの対抗馬となる見込みだ。
【画像】GTブラックシリーズ復活? メルセデスAMG最強モデル【コンセプトカーと現行AMG GT 63を詳しく見る】 全15枚
その予告として、新しいコンセプトモデル『コンセプトAMG GTトラック・スポーツ(Concept AMG GT Track Sport)』が一部公開された。2023年に発売された2代目AMG GTをベースにしたもので、正式発表は9月に行われると予想されている。
AMGは2027年発売予定のEVの開発を進めているが、今回の発表により、まだ内燃機関の開発に終止符を打っていないことが明らかになった。
新しいサーキット専用モデルは、4.0L V8ツインターボエンジンで最高出力740psという驚異的なパワーを発揮した 2022年のAMG GTブラックシリーズの後継車となる可能性が高い。
AMGはまだ詳細を明かしていないが、V8エンジンを搭載した「GTシリーズの拡大」を予告している。
GTブラックシリーズは量産車として最も強力なV8エンジンを搭載していたことから、この新型車はそれを上回り、史上最強を名乗ると予想される。
現在、2代目GTシリーズの最もパワフルなモデルは、最高出力611psの『プロ』仕様だ。
予告画像からは、サーキット走行に焦点を当てていることが伺える。GT3レーシングカーを思わせる巨大なウィング、鋭いフロントディフューザー、ワイドトレッドが特徴的だ。
これらの画像はコンセプトモデルを部分的に紹介するものであり、9月開催のミュンヘン・モーターショーで完全公開される可能性が高い。
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