
アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』最終話のラストで、ガンダムファンの夢がまたひとつ叶った。ジオンを率いる立場となったアルテイシア・ソム・ダイクン(セイラ・マス)の隣に立っていたのは、まさかのランバ・ラルだったのだ。
【映像】アルテイシア総帥とランバ・ラル(22分30秒ごろ~)
この組み合わせに、SNSは即座に“嗚咽”。「これが見たかったんだよ……」「胸がいっぱい」「ファンサービスとして完璧」など、驚きと喜びが一気に押し寄せた。
“忠義の漢”ランバ・ラルが、ジオン・ズム・ダイクンの娘であるアルテイシアに仕えるという姿は、ファーストガンダムで叶わなかった“ifの理想ルート”。作中では、表情を引き締めて周囲を警戒しているかのように見えるシーンもあり、「これは狙撃への警戒では?」「アルテイシア政権も楽ではない」といった深読みも加速した。
また、ランバ・ラルがこの世界線で生存ルートを辿った背景についても考察が相次いだ。「ガルマの葬式がなかったから戦闘回避できた?」「シャリア・ブルと裏で手を組んでたのかも」など、“信頼できる大人たちがセイラの未来を支える”構図に、ファンは涙と考察で忙しかったようだ。
「ラルがそばにいるなら、この世界のジオンはそう簡単に道を誤らない」そんな声に象徴されるように、この最終話のワンカットはただのファンサービスにとどまらず、「新しいジオンの可能性」すら想像させてくれた。
様々な可能性が交錯したジークアクスの世界において、並行世界ならではの“こうなってほしかった”が次々と叶い、ファンの心を温めてくれた最終話だった。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。
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