2025年8月5日カプコン対戦型格闘ゲームストリートファイター6(以下、スト6)にて、同作の「Year 3」追加キャラクターとして、サガットが新たに実装される。

「Year 3」では、2025年夏から2026年春にかけて、サガット、C.ヴァイパーアレックスイングリッドら4体の追加が予定されている。今回は、その先鋒をサガットが務めることになる。

8月5日の配信前にサガットを先行体験する機会を得たので、本記事では、その特徴や使い心地を紹介していこう。

文・取材/キック一郎
編集/anymo

『ストリートファイター6』公式サイトはこちら

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シリーズを踏襲しつつも性能が刷新された技の数々で相手の間合外から制圧。コスチューム2で過去作の姿も登場

初代ストリートファイターラスボスとしてリュウと激闘を繰り広げて以来、数多くのシリーズ作に登場してきたサガットタイ出身のムエタイ使いという設定のもと、眼帯、スキンヘッド、2メートル超えの身長といった風貌も相まって、長年にわたり数多くのプレイヤーに深い印象を残してきた。

今回スト6に追加されるサガットは、前回のナンバリング作ストリートファイターVで登場した姿に近いが、グラフィックの向上や表現の違いなどによって、より迫力が増しているようにも感じられる。

今回の先行体験では、サガットの「コスチューム1」と「コスチューム2」が開放されていた。「コスチューム1」は『スト6』での新たな姿、「コスチューム2」はシリーズでおなじみの装いとなっている。

左から「コスチューム1」「コスチューム2」。よく見ると眼帯のデザインにも変更が加えられていることが分かる。

システム側で設定されているサガットのタイプはスタンダードで、間合いはミドルレンジ、操作難易度はノーマル。ミドルレンジとはいえ、おなじみの遠距離技「タイガーショット」は、今作でも健在だ。

今回の操作方法は、クラシックタイプでプレイ。「タイガーネクサス」という新必殺技も追加されたが、過去作からおなじみのタイガーショット」「タイガーアッパーカット」「タイガーニークラッシュといった必殺技も揃っている。

過去作でサガットを使っていたものの、まだ『スト6』に触れていないというプレイヤーでも、「タイガーショット」「タイガーアッパーカット」「タイガーニークラッシュ」を活用して立ち回れば、すぐに対戦に参加できそうだ。

クラシックタイプの必殺技コマンドリスト。

クラシックタイプのSAコマンドリスト。

新時代のサガットは「タイガーネクサス」からの派生技で至近距離の駆け引きが可能に!

サガット必殺技は、新たに追加された「タイガーネクサス」からの派生形を含めて8種類。ゲージを消費して発動するスーパーアーツ(以下、SA)は3種類だが、派生形を含めると7種類もの技がコマンドリストのSA欄に並んでいる。

必殺技のうち「タイガーショット」「タイガーアッパーカット」「タイガーニークラッシュ」は、過去作に近いモーションの攻撃が発生。

タイガーショット」は、従来通り隙が少ない弾を撃つ必殺技で、相手キャラクターはしゃがむことで回避できる。

また、隙が「タイガーショット」よりも増える代わりに、相手キャラクターがしゃがんでも回避できない「グランドタイガーショット」も、過去作と同様に用意されているため、これまでと同じくシチュエーションに応じた撃ち分けが重要となるだろう。

タイガーアッパーカット」も、見慣れたモーションの対空攻撃が発生するため、飛び込んできた相手をしっかりと落とす使い方ができそうだ。

ちなみに、強パンチ入力で発動する強版「タイガーアッパーカット」は、およそサガット2体分の距離を前に進みながら対空攻撃をお見舞いするため、遠めの距離から「斬空波動拳」を撃ってくる豪鬼をはじめとした特殊な空中攻撃を持つ相手への対策にうってつけの技となるかもしれない。

強版「タイガーアッパーカット」の攻撃判定が発生する直前のシーン。
およそキャラクター2体分の距離が離れていても強版「タイガーアッパーカット」はヒットする。

その一方でタイガーニークラッシュの跳躍しながら膝蹴りを放つ部分は過去作と共通だが、今作では飛距離が大幅に伸びたので、遠距離の相手に対して奇襲のように使うこともできるはずだ。

タイガーニークラッシュ」の攻撃判定が発生する直前のシーン。
ほぼ端と端の状況から「タイガーニークラッシュ」の使用後には、相手キャラクターの前に着地。

タイガーネクサスは、その発動中に方向入力+キックボタンの弱中強を選んで押すことによって、弱キックボタンで「タイガーマイト」、中キックボタンで「タイガーグリード」、強キックボタンで「タイガーノヴァ」という技が発生する。

タイガーマイト」は、相手キャラクターがしゃがみガードできない中段攻撃なので、駆け引きのプレッシャーを与えることができそうだ。

タイガーグリードは、相手キャラクターのガード時に、サガット側が先に動ける性能。「タイガーマイト」を読んで立ちガードを選んだ相手への対の択となる可能性を秘めていそうだ。

タイガーノヴァは、「タイガーグリード」と同じく相手キャラクターのガード時に、サガット側が先に動ける技となっているが、ヒット時に追撃可能な点が大きく異なり、コンボ次第で与ダメージを大幅に伸ばすことができるだろう。

「サベージタイガー」は4種類の技に派生!位置の入れ替えや起き攻め重視など選択可能

サガットのSAは、SAゲージを1本消費するタイガーキャノン」、SAゲージを2本消費する「サベージタイガー、SAゲージを3本消費する「タイガーヴァンキッシュ」の3種類。

まずタイガーキャノンは、より強力になった「タイガーショット」を放つようなSAで、相手と弾の打ち合い中に使うのはもちろん、コンボの締めにも有効だ。

次にサベージタイガー自体は、少し前進しながら膝蹴りを繰り出すSAだ。方向入力なしで「サベージタイガーレイド」、前方入力で「サベージタイガーゼニス」、後方入力で「サベージタイガーペンデュラム」、下入力で「サベージタイガースタンプ」に派生する。

サベージタイガーレイドは、特殊な効果がない代わりにダメージ重視の派生技なので、相手を倒しきりたいときの選択肢となるだろう。

サベージタイガーゼニス」は、相手を吹き飛ばした後に追撃ができる。強化版の必殺技で使う「ドライブゲージ」に余裕があるときは、「サベージタイガーゼニス」を選択して、「ドライブゲージ」を消費しながらコンボを叩き込むのも良さそうだ。

サベージタイガーペンデュラムは、相手キャラクターと位置を入れ替える派生技だ。サガット側が画面端を背負っているときに使えば、攻撃終了後に相手が画面端を背負う状況となる。

サベージタイガースタンプ」は、相手キャラクターをその場に叩きつけてダウンさせる派生技で、そのまま起き上がりに攻めることが可能だ。

最後にタイガーヴァンキッシュは、3ゲージを消費する代わりにダメージそのものが高いので、SAゲージが3本貯まっているときには、ほかの技よりもコンボの締めに最適なSAとなるだろう。

従来の技にアレンジが加えられながらも、「タイガーショット」や「タイガーアッパーカット」を用いた昔ながらの駆け引きが味わえる『スト6』のサガット。その一方で新技の要となる「タイガーネクサス」が、どこまでサガットの強さを高めてくれるのか実装後も期待していきたい。

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