県下有数の進学校として知られる兵庫県立神戸高校。「スーパーサイエンスハイスクール」や「科学技術人材育成重点枠」の指定を受けている同校は、教育委員会・高校・大学・企業などと連携し、科学技術人材の育成にも注力しています。

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 そこで本記事では、兵庫県立神戸高校が公表している「進路実績」をもとにした、2025年入試の現役生の「大学別進学者数」をランキング形式で紹介します。

 神戸高校の現役進学者数が多いのは、どの大学だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!

(出典元:兵庫県立神戸高等学校「進路実績」)

第2位:大阪大学(21人)

 第2位は、「大阪大学」でした。大阪府吹田市に本部を置く大阪大学は、1838年に設立された「適塾」を起源とし、1931年に「大阪帝国大学」として設置された国立大学。「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、次代の社会を支え、人類の理想の実現を図る有能な人材を社会に輩出することを目標としています。

 2025年入試での大阪大学への現役進学者数は21人で、合格した生徒全員が進学しています。大阪大学では、「教養」「国際性」「デザイン力」の育成を目的に、「教養教育」「専門教育」「国際性涵養教育」の3つの柱を大学入学から大学院修了まで一貫して行う教育体系を構築。また、2015年に「数理・データ科学教育研究センター」を設立するなど、時代に合わせた教育を行っているところも魅力です。

第1位:神戸大学(36人)

 第1位を獲得したのは「神戸大学」でした。兵庫県神戸市灘区に本部を置く神戸大学は、1902年に創立された「神戸高等商業学校」を前身とし、1949年に設置された国立大学。開放的で国際性に富む文化のもと、「真摯・自由・協同」の精神を発揮し、人類社会に貢献するため、普遍的価値を有する「知」を創造するとともに、人間性豊かな指導的人材の育成を目指しています。

 2025年入試での神戸大学への現役進学者数は36人。合格者数は53人で、そのうち38人が現役合格者となっています。神戸大学は、11学部・15研究科・1研究所を擁する総合大学。多くの国立総合大学は、理系に比べて文系の規模が小さい中、神戸大学は文系分野も充実しているため、文理融合型の教育・研究活動を展開しやすいところも魅力です。

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