
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【自作ロボット】ダンスする四足歩行ロボ作るぞぉぉ!』というあんぺろぼるたさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回は音楽のリズムにあわせてダンスする四足歩行ロボを作りました!初めてGUIを組んだりしていい勉強になったし、ちゃんと踊ってくれてよかった!
ロボットがVTuberのようにお話しする動画を投稿している“RoboTuber”のあんぺろぼるたさん。“いろんな動きでダンスするロボが観たい”との思いから、踊る四足歩行ロボットの製作に挑戦しました。キュートなロボットが、音楽に合わせてリズミカルに踊ります。
まずは設計です。過去作の構造をベースにしつつも、さらなる改良を加えます。特にこだわったのは配線周り。よりコンパクトにするために、オリジナルのPCB(プリント基板)を新たに設計・製作しました。横に出っ張りを付けたことで、そのまま本体に差し込んで固定できます。

動画では、3Dプリンターで出力されたパーツを一つひとつていねいに組み立てていく様子が紹介されています。まずは脚部の組み立てから。黒い骨格パーツにピンクのカバーを接着し、補強用の金具を取り付けます。つま先にはゴム脚をネジで固定します。

続いて肩パーツとサーボモーターの組み込みです。こちらも脚部と同様に補強金具を取り付け、カバーを接着。内部にモーターを装着していきます。配線が目立たないよう、パーツ内部の隙間をうまく利用してケーブルを通すなど、設計の巧みさがうかがえます。こうして、ロボットの動きの要となる脚と肩のユニットが4つ完成しました。

次にボディを製作します。ほっぺの部分に小さなカラーパーツをはめ込んだり、カバーを磁石で固定できるように金属パーツを埋め込んだりと、細やかな作業が続きます。ロボットの「顔」となるLEDユニットも自作です。フルカラーのチップLEDをユニバーサル基板にはんだ付け。アクリル板からレンズ部分を作り、本体に装着していきます。

いよいよ最終組み立てです。ボディに4つのサーボモーターを取り付け、脚部と接続していきます。特製のPCBのおかげで、多数の配線が、驚くほどすっきりと収まっていきます。しかし、ここで思わぬハプニングが。なんと、設計変更の際にパーツの長さを修正し忘れるというミスが発覚。気を取り直してパーツを作り直し、無事に組み立ては完了しました。

完成したダンシングロボットは、軽快な音楽に合わせてうきうきのダンスを披露。足先をトントンしたり、体を揺らしたり、ステップを踏んだりと、多彩な動きが可能です。踊る内容を簡単に指定できるGUIも開発したそうです。BGMのテンポとダンスの内容を選択すると、指定したとおりに踊ってくれます。

動画の最後では「そのうちオリジナルの曲とか作ってMVみたいなものを撮ってみたいなぁ」と今後の展望を語ります。実際に踊っているところを見たい方は、ぜひ動画を視聴してみてください。
視聴者コメント
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【自作ロボット】ダンスする四足歩行ロボ作るぞぉぉ!』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45211926
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