
グーグルが7月8日に公開した「Pixel 6a」向けのアップデートを適用した一部ユーザーから、充電時間が遅くなったり、使用可能時間が短くなったりするといった報告が挙がっていることがわかった。海外メディア「9to5Google」が7月15日、報じた。
報道によると、グーグルのフォーラムやコミュニティーサイト「Reddit」には複数のユーザーが「充電されない」「充電速度が非常に遅くなった」などと報告。ほかにも、バッテリーの駆動時間が大幅に悪化し、数時間程度しか使えなくなったと主張するユーザーがみられたという。
当該アップデートは、Pixel 6aの一部で発生したバッテリー過熱による発火事故を受け、リスク軽減のため、一定の条件を満たしたデバイスの充電速度やバッテリー駆動時間を制限するというもの。
一連の報告は前述のアップデート内容に沿った動作だが、突然こうした状況に陥ったユーザーが戸惑うのも無理はないだろう。
グーグルはPixel 6aのバッテリー問題に対して、一部端末を対象とした無償のバッテリー交換プログラムを展開中。日本でもすでに始まっているが、7月29日現在、交換用部品の不足で受付を一時停止している(7月30日より再開予定)。

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