
韓国のグローバルボーイズグループオーディション番組『BOYS II PLANET 【C】』第2話に、中国で人気を得たボーイズグループのメンバーが参加し、注目を集めた。
『BOYS II PLANET』は数々の大型オーディション番組を制作してきたスタッフによる最新プロジェクト。KとCの2つのプラネットでのオーディションが並行して進行されるという新形式での熾烈なバトルを経て、最終的に『BOYS II PLANET』に少年たちが集結する。練習生たちを支えるマスターとして、イ・ソクフン、KINKY、KANY、ジェジュン、シャオティン、JLLICK、イム・ハンビョル、ヒョリン、べク・グヨン、JUSTHISが参加している。
「僕たちが注いだ数年間の努力は無駄だったのかなと…」
BOY STORYは、J.Y. Parkがプロデュースを手がけて2018年にデビューし、人気を誇った中国のボーイズグループ。そのメンバーであるジャ・ハンユー(21歳)、ホー・シンロン(20歳)、リー・ツーハオ(20歳)が入場してくると、練習生たちが「わあ!」と歓声を上げる。「オーラが感じられる」「彼らとどう争えっていうの?」と、様々な思いが交錯した。ジェジュンは「あの子たちが活動していたころ、本当に一世を風靡していましたよ」と彼らの功績を説明していた。
デビュー7年目だが、ジャ・ハンユーが21歳、リー・ツーハオとホー・シンロンが20歳とまだ若い3人。グループの平均年齢は11歳で、デビュー当時の最年少メンバーは、わずか9歳だった。ジェジュンは「デビュー後、大きなステージに立ったことがある3人がこの番組に出ること自体が簡単なチャレンジではなかったと思います」と参加の理由を尋ねると、ゆっくり口を開くシンロン。2025年5月、3人はBOY STORYを卒業。当時、シンロンは「僕たちの10代のページの第1章が終わりました。この先の未来がどうなるかわかりませんが…」と語っていた。
事前オーディションでは「僕たちはデビュー後は人気を得ましたが、すぐに人気が落ちてしまったんです。いつもメンバーたちを励ましていたし、カムバックの小さなステージでもメンバーたちに言っていました。僕たちはやればできる、とにかく頑張るんだ、と」と、お互いを鼓舞し合っていた過去を述懐。同時期にデビューしたStray KidsやITZYは、現在も華々しい活躍を見せている。シンロンは「同じような時期にデビューした仲間たちを見ると、僕たちが注いだ数年間の努力は無駄だったのかなと思ってしまうんです」と正直な心境を吐露した。
また涙を堪えながら、「こんな姿はお見せしたくないんですが…」「絶対に成功したいです」と言葉を絞り出すシンロン。ランク決定戦前のコメントでも「僕たちは大きなステージに立ちたい、もっといい機会を手にしたいです」と意気込んだ。
3人がランク決定戦でパフォーマンスしたのは、Stray Kidsの「Back Door」。さすがの経験値をうかがわせる余裕たっぷりの佇まい、安定的なボーカル、キレのいいダンスに、練習生からは「コンサートを見ているみたい」という声が起こった。さらに大迫力のダンスブレイクを経て、場内は大盛り上がり。練習生たちも「まさに現役アイドルの実力だね」「音楽番組を見ているみたい」「最高だね」と、立ち上がって拍手を送った。

ジェジュンは「正直、生歌じゃないと思いました。それくらい本当に素晴らしい歌でした」と絶賛。ハンビョルも「音感もトーンもカラーもいい。全てを兼ね備えています」と称え、ジャ・ハンユーとリー・ツーハオが2スター、ホー・シンロンが満点のオールスターに輝いた。加えて「もう少しだけ体重が軽くなれば素晴らしいパフォーマンスを披露できる」「フィジカルをもう少し鍛えたほうがいい」というアドバイスも贈られた。(『BOYS II PLANET』/ABEMA K-POPチャンネル)

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