ボレー・ブランズ・ジャパン7月24日、「目の紫外線対策に関する世代別実態調査」の結果を発表した。同調査は6月30日7月1日、全国の20代から60代の男女500名を対象に、インターネットで実施した。
○目の紫外線対策を行っている人は4割

目の紫外線対策を行っている割合は41.8%だった。年代別に見ると、最も多いのは20代女性(74%)で、最も低かったのは50代男性(32%)となっている。目の紫外線対策では、全体として最も多かったのが「サングラス」(34.6%)で、「帽子・サンバイザー」(23.6%)、「UVカット眼鏡」(21.8%)と続いた。20代男性は、UVカット眼鏡を4割弱が使用している。

目の紫外線の対策を実施していない人にその理由を聞くと、最も多かったのは「手間がかかる(面倒・忘れる・持ち歩きが不便)」(29.7%)、次いで「必要性を感じない(リスクを知らない・今まで大丈夫だった)」(27.3%)、「色付きレンズの不便さ(室内で暗い・見え方が変わる)」(13.9%)となった。

紫外線が原因の目の病気になる不安があるかを聞いたところ、72.4%が「とても不安」「やや不安」と答えた。女性の方が80.4%と高い傾向にあり、また家族に目の病気の者がいると回答した人も不安と答えた割合が高かった。

紫外線は白内障の要因となるだけでなく、加齢黄斑変性などの一因としても問題視されている。そこで、目の疾病の原因として紫外線が関係していることを知っているか尋ねたところ、23.6%が「知っている」と回答した。年齢別でみると、20代では男女共に4割以上が知っているが、40代~60代は13%~19%にとどまり、若年層のほうが知識があることがわかった。

目の紫外線対策を始めるきっかけになりそうな出来事について聞くと、20代では「おしゃれで曇らない製品があったら」(28%)が最も多く、若い世代ほどファッション性や機能性を重視していることがわかった。一方、50代では「実際に目の不調を感じたら」(44%)が突出して高く、特に50代男性では半数の50%が症状が出てから対策を考えると答えている。

透明で紫外線を99%カットする保護メガネがあったら使いたいか尋ねると、81%が「ぜひ使いたい」「どちらかというと使いたい」と答えた。紫外線から目を守る眼鏡を選ぶときの基準として、最も多かったのは「軽い着け心地」(86.8%)で、次いで「手頃な価格」(86.4%)、「曇らない曇りにくい」(81.8%)となった。
(フォルサ)

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