
日本ハムの新庄剛志監督が7月28日、自身のインスタグラムを更新。27日のロッテ戦(エスコン)で、自軍エースの伊藤大海とロッテ・田中晴也の両先発投手が、滑り止めのロジンバッグを使用する動画を投稿した。
【動画】新庄監督が問題提起…日本ハム・伊藤&ロッテ・田中晴のロジンバッグの使い方をチェック
指揮官自らアップした映像では、伊藤と田中晴が入念にロジンバッグを触るたびに粉が舞い、マウンド上が白く煙る様子をとらえている。新庄監督は文面で「バッターからすると本当に気になって仕方がないし、それに対してタイムをかけたらピッチャーのリズムが狂い ピッチャーの態度をバッターが察知しイライラしてしまう」と指摘した。
続けて打者目線に立ち「手に沢山つけたくてつけてるのではなく、バッターが打ちづらくするために沢山つけてるやろってバッターは思ってしまい集中力がなくなる」と記し、「手の甲につける意味はなんだろ」と疑問を呈した。
この投稿に対して、フォロワーは「まるでドライアイス」「ほんと、粉雪みたい」「相撲の、塩みたいな」と具体例を挙げて反応。また、投手経験者とみられるファンからは「手の甲にも汗をかくので、汗が流れる感覚が違和感につながったり、汗がボールについて滑ったりなど影響があります」と理解を示す声もあった。
指揮官は「お互いに良くないので何度もいいますが開発お願いします」と、粉が出にくいタイプへの改良を強く訴え、「沢山付ける投手はポケットに入れて欲しいかな」と付け加えた。
ボスの問題提起は、プレースタイルの変化だけでなく、用具の進化にもつながるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

コメント