【写真・画像】「打てんよこりゃ」山本由伸の急激変化する“魔球”に「えっぐいな」「いい球」バットにかすらせない…衝撃の一球

MLBレッズ2—5ドジャース7月28日・日本時間29日/シンシナティ

【映像】山本由伸の急激変化する“魔球”

 ドジャース山本由伸投手がレッズ戦に先発登板し、7回1失点の快投を披露。101球で被安打4、与四球2、9奪三振という内容の中で、とりわけ7回の先頭打者タイラー・スティーブンソンとの対決で投じた“魔球”がファンの度肝を抜いた。

 5-1とドジャースが4点リードの7回、カウント2-1から投じた4球目。球速72.5マイル(約116.7キロ)のカーブが、信じられない変化を描いてミットへ吸い込まれた。その瞬間、スティーブンソンは完全にタイミングを外され、バットは大きく空を切る。スタジアムには敵地とは思えぬ「オーッ!」という驚きの声が響き渡り、異様な熱気に包まれた。

 中継の視聴者の間でも、「えぐ」「いい球」「打てんよこりゃ」「えっぐいな」「素晴らしい」「こんなん攻略できんよ」など、この“魔球”に対して絶賛の声が続々とあがった。

 続く6球目のスプリットでも空振りを奪い、スティーブンソンを見事に三振に仕留めた山本。ストレート、スプリット、そしてこの回で披露した急落カーブと、緩急と縦の変化を自在に操る投球術が冴え渡った。

 特にカーブは球速72.5マイル(約116.7キロ)、落差68インチ(約172.7センチ)と変化量も十分で、球速差とのギャップでバッターは完全にタイミングを崩された。速球とのコンビネーションで打者の読みを外し、決して派手ではないが確かな技術で空振りを奪っていく山本の投球術が光ったワンシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

「打てんよこりゃ」山本由伸の急激変化する“魔球”に「えっぐいな」「いい球」バットにかすらせない…衝撃の一球