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 モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」を運営するINFORICHは7月29日モバイルバッテリーの安全利用を啓発することを目的とした「あんしん充電はじめよう!キャンペーン」を8月8日から開始すると発表した。期間中、全国の新規利用者を対象に30分未満の利用が何度でも無料になる。同社はこれを機に、モバイルバッテリーの正しい使用方法や廃棄方法に関する啓蒙活動を強化し、ユーザーに安全な充電環境を整えるための新たな選択肢を提案するとしている。

モバイルバッテリーは「持ち歩く」から「必要な時に借りる」へ

 近年、モバイルバッテリーの普及に伴い、非認証品の流通や誤った使用、不適切な廃棄による発火・発煙事故が全国で多発している。最近では充電中の発火により負傷者が出る事案も報道されており、関連企業には利便性だけでなく、安全性への責任ある対応と正しい利用方法の啓発が求められている。このような状況を受けINFORICHは、業界最高水準の安全設計と運用体制を構築してきたChargeSPOTを、より安全な選択肢として提案することを目的に本キャンペーンの実施を決定した。

 キャンペーン期間は8月8日から9月30日まで。2025年8月7日までにChargeSPOTを利用したことがないユーザーが対象で、期間中であれば何度でも30分未満の利用は無料になる。利用には「ChargeSPOT」アプリのインストールが必要で、手続きをすれば自動的にキャンペーンが適用される。なお、一部のテーマパークなどでの利用や、サブスクリプションサービス「ChargeSPOT Pass」の利用者は対象外となる。

 ChargeSPOTは、日本のPSE認証や欧州のCE認証など各国の安全基準をクリアしている。過充電や過放電を防ぐ保護回路を標準搭載するほか、バッテリースタンドを24時間遠隔で監視し、異常を検知した際には迅速に回収・交換する体制を整えることで、高い安全性を維持しているという。同社は今後も、技術と運用の両面から安全なモバイルバッテリーの利用環境構築を推進していく構えだ。

ChargeSPOT、新規は30分無料! モバイルバッテリーは「買う」から「借りる」