
アニメ「怪獣8号」第2期(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系列ほかにて放送/X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Lemino・TVerほかで配信)の放送が7月19日よりスタート。第13話「怪獣兵器」が放送された。本作は怪獣に変身してしまった男・日比野カフカ(CV.福西勝也)を主人公に、日本防衛隊と人々の日常生活を脅かす怪獣との戦いを描く物語。第2期開幕となる今話では、日本防衛隊最強の男・鳴海 弦(CV.内山昂輝)のギャップが話題を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
■日本防衛隊最強にしてダメ人間の鳴海 弦
第1期で描かれた10号の襲撃により壊滅的な被害を受けてしまった第3部隊の立川基地。現状の状態では新人育成は行えず、第3部隊の新人たちは各地の基地に分散、育成されることになった。隊員たちがそれぞれの場所で新たな任務に就くことになったなか、四ノ宮キコル(CV.ファイルーズあい)は防衛隊最強と謳われる第1部隊の所属となる。
第1部隊の隊長・鳴海 弦は、防衛隊最強と呼ばれている男。原作でも人気を集めるキャラクターで、その魅力はなんといっても最強の戦闘力と、だらしない私生活のギャップにある。キコルとの初対面ではゲーマーというその一面を遺憾なく発揮して、さっそく尊敬を失ってしまう。鳴海の言い草と副隊長・長谷川エイジ(CV.安元洋貴)の容赦ないツッコミというコンビ芸も絶妙で、ここは視聴者も笑うポイントに。
しかし、どんなに普段が腐っていても実力だけは最強。折しも発令された討伐戦ではたったの一撃で大型怪獣を木っ端微塵に爆砕して、キコルを驚愕させる。あまりにも魅力的すぎる鳴海のキャラクター性に、SNSでは「こんなキャラ生みだしたらアカン!!抗えなくなるう~~」「好きすぎてほんまに狂う狂う」「腐れ具合がたまらなく最高」「普段のあらゆる欠点を実力1つで覆す男」など、視聴者からの絶賛があふれる。
また、鳴海役を演じる内山昂輝の声にも注目が集まり、「鳴海の声がよすぎた…」「声がカッコよすぎるのがたまらん」「あのダメダメな感じをうっちーが声当ててくれるだけでありがたき幸せ」という喜びの声が上がっていた。
■最強×最強で最強の部隊を作り上げる
この第1部隊にはカフカも配属されることに。第1期ラストでは防衛隊長官・四ノ宮功(CV.玄田哲章)との戦いで自分は人間であることを示したカフカだが、幹部たちから信用を得るには至っていない。そうした中で、「史上最強クラスの怪獣と日本最強の対怪獣戦力を合わせ、いかなる災害も打倒する最強の部隊を作り上げる」というのが四ノ宮長官の計画だった。
高度な知能を持ち、人に擬態する怪獣9号という存在が表すように、怪獣は未知の進化を続けている。そう警戒する四ノ宮長官は、本編ラストにて本部地下で何かを見上げ、エンディング後のCパートでは、街に新たな災害の予兆が発生する。
放送後には「今期楽しみにしていたアニメで満足」「鳴海の登場でいいつかみだった」「レノくんの活躍はまだかな~」「レノたちのアニオリも防衛隊の施設も設定増し増しで世界観ふくらんでる!」などの感想のほか、放送前の7月18日に原作漫画が最終回を迎えていたことで、「アニメでもう一度追いかけられるのはいいね」「最終回ロスから救われた」といった声も数多く寄せられていた。
◆文=鈴木康道

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