株式会社ファインデックス(本社:東京都千代田区、代表:相原輝夫、以下:当社)は、診療所・小規模病院に対し、診断書等文書作成サービス「DocuMaker Cloud」無料プランの提供を8月1日(金)より開始いたします。

「DocuMaker Cloud(ドキュメーカークラウド)」は、従来ペーパーベースで運用されていた医療文書を大規模なシステム導入や運用変更の手間なく、手軽にデジタル化できる クリニック・小規模病院向けクラウドサービスです。当サービスは生命保険協会認定ソフトであり、2010年の発売開始以来多くの大規模医療機関のお客様にご利用頂いている、当社のオンプレミス型文書作成システム「DocuMaker」のクラウドサービスとして開発され、2024年6月4日より提供を開始してまいりました。


1. 無料プランの提供に至る背景

 既存の医療文書作成システムは、大規模病院を対象とした製品が多く、導入コストや機能面において診療所や中・小規模病院のニーズに合わないケースが多くあります。また、規模が小さい医療機関では、電子カルテや医療文書作成システムの導入等の電子化対応も十分に進んでおらず、院内・院外における情報共有のあり方や医療DXの実現に向けた基盤整備が課題とされています。

 こうした状況を踏まえ、当社は医療情報共有の第一歩として、医療機関が必要な医療文書の電子化を簡易に開始できるよう、利用頻度の高い医療文書の幾つかを、利用回数、機能制限なしのDocuMaker Cloud無料プランとして提供することを決定いたしました。

 

 DocuMaker Cloudを利用することにより、医療DXの政策の一つである「電子カルテ情報共有サービスで扱うべき3文書(診療情報提供書、退院時サマリ、健診結果報告書)・6情報」のうち、診療情報提供書の電子化が可能となります。

■無料プラン概要

2. DocuMaker Cloudの有料プランの概要

 DocuMaker Cloudは、診療所等における電子化を支援するための無料プランだけでなく、当サービスが提供するあらゆる医療文書に対応できる有料プランも用意しています。これまで全国の大学病院・基幹病院等で評価されてきたDocuMakerシリーズの機能性・拡張性をある程度維持しつつ、クラウド版として、簡易に利用できるよう設計されています。

■有料プラン概要:

DocuMaker Cloud特設サイト

詳細は、特設サイトをご覧ください

3. DocuMaker Cloud無料プラン提供 から見据える将来像

 医療DX政策として、電子カルテ情報共有サービス(3文書・6情報)は、政府により強力に推進されています。さらに今後は、3文書に含まれる「診療情報提供書」以外の公的文書も、電子的な情報共有が検討されています。厚生労働省が公表する全国医療情報プラットフォームの全体像のとおり、「指定難病の届出」、「予防接種記録」、「感染症発生届」まで、国が管理すべきデータを安全にかつ速やかに電子的に提出できる基盤として、DocuMaker Cloudはその役割を果たしてまいります。


DocuMaker Cloud記載画面イメージ

DocuMaker Cloud文書一覧管理画面イメージ


【サービスに関するお問い合わせ先】

株式会社ファインデックス 医療ソリューション部

お問い合わせフォーム:https://findex.co.jp/inquiry/inq_pro.html?2507

TEL:03-6271-8958

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社ファインデックス 広報・IRチーム

東京都千代田区大手町1丁目7-2 東京サンケイビル26F

お問い合わせフォーム:https://findex.co.jp/inquiry/index.html

株式会社ファインデックス ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータを活用した研究、病院経営の支援をしています。当社製品の導入率は、国内大規模病院では約40%、国内国立大学病院においては80%に上ります。また、ヘルステック領域では、今までにない全く新しい視野計を開発・販売するとともに、これまで集めることのできなかった視野異常に関するデータを集積し、病気の早期発見や予防、創薬事業などに活用することを目指しています。医療以外の分野では、省庁外郭団体や自治体、公社を対象に、公文書管理や電子決裁を中心としたDX推進ソリューションを提供しています。

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