アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント)”を探ります。

7月4日(金)、11日(金)の放送ゲストは、ダンサーの「THE D SoraKi(ザ・ディー・ソラキ)」さんが登場。この記事では、4日の放送の模様をお届けします。


THE D SoraKiさん、こっちのけんと



2003年生まれ、神奈川県出身のTHE D SoraKiさん。4歳からダンスを始め、ソウルヒップホップなど、さまざまなスタイルのダンスを習得。2022年12月、南アフリカで開催された“即興”の1on1のダンスバトルRed Bull Dance Your Style 2022 World Final」にて、日本人初の優勝を果たします。山下達郎さんの楽曲「SPARKLE」、星野源さんの楽曲「生命体」など、有名アーティストたちのミュージックビデオにも出演。国内外で注目を集めているダンサーです。




こっちのけんと:最初に踊ったダンスのジャンルはヒップホップ系でした?

THE D SoraKi:そうですね。ずっとヒップホップをメインにやっていました。

こっちのけんと:SoraKiさんのダンスを見ていると、最初はハウス系なのかなって勝手に思っていたんですよね。でもいろいろ見ているとヒップホップのカッコよさもありつつ、かなりオールジャンルだなと感じています。

THE D SoraKi:基本的にはずっとオールジャンルですね。師匠が女性の方なんですけども、ソウルとか80年代の動きを取り入れている方なんですよ。

こっちのけんと:オールドスクールな感じなんですね。それでそのしなやかさがあるんだ! ちなみに当時はすでにダンサーとしてプロだったんですか?

THE D SoraKi:そもそも、ダンスって「プロ」がないんですよね。(プロダンスリーグ)「D.LEAGUE(D.リーグ)」ができてから“プロ”って呼ばれ始めただけで、実際のストリートカルチャーにはプロがないんですよ。勝手にプロって言ってふざけんなって感じですよね(笑)。

こっちのけんと:熱い(笑)! でも、気持ちはわかります。僕もアーティスト活動をしていて「何がプロなの?」って思うことがあるんですよ。自分が「俺ってプロかもな」って自覚したのは、結婚式で歌ったときです。何のウォーミングアップもせずにいきなり歌えて、しかもめっちゃうまかったんですよ。

THE D SoraKi:おお~!

こっちのけんと:そのときにプロかもなって思えました。SoraKiさんが「もしかしたらいけるかもしれないな」って思った時期はありますか?

THE D SoraKi:めっちゃ仕事をこなして、ラストまで完璧に踊りきったときは「俺ってプロかもしれない」って思います(笑)。

こっちのけんと:やっぱりそう思うときってありますよね! 嬉しい~(笑)! そういうときって、自分のことをより好きになるんですよね。

THE D SoraKi:めっちゃわかります!

<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけん
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT
こっちのけんと「“何がプロなの?”って思うことがあって」自分で“プロだな”と感じた瞬間とは?