
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。6月には2度にわたり、「世界コスプレサミット」を手掛けるWCSが運営する新たなイベント「コスサミパーティー」が、愛知・名古屋の複合施設・オアシス21にて開催。衣装や小道具を借りて気軽にコスプレ体験ができるコーナーや、アニソンDJによる「コスサミダンスパーティー」なども行われ、会場は大盛り上がりとなった。WEBザテレビジョンでは、見どころ満載だった同イベントに取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
【写真】「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎のコスプレを披露した難波零号さん
■「コスサミパーティー」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?
■「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎/難波零号さん
オールバックのウイッグにこだわりました。髪のボリュームが多いとウイッグ感が出て浮いてしまうので、前面を一度切り落としてから再び貼り付けるといった加工をして、こちらの形に仕上げました。また、あまり感情が顔に出ないキャラなので、撮影ではなるべく表情を変えないことも意識しました。
■「SAKAMOTO DAYS」朝倉シン/ムムさん
ウイッグと表情の再現にこだわりました。シンくんは普段はとても表情豊かで、戦闘中の真剣な表情も印象的なキャラなので、そうした雰囲気を再現できるように頑張りました。
■「SAKAMOTO DAYS」陸少糖(ルー シャオタン)/なかはらさん
ルーは元気なチャイナ娘なので、メーク、表情、ポージングで活発な雰囲気を出すことを心掛けました。
■「SPY×FAMILY」ヨル・フォージャー/ちなつさん
週3回のボクシングで体形をキープしながら、日々体幹をしっかり鍛えています。片足立ちのような過酷なポーズでも長時間耐えられるよう、持久力とバランスを重視したトレーニングに励んできました。今回はヨル・フォージャーの色っぽさと華麗な戦闘シーンを再現するために、メークやポージングにもこだわって、彼女の魅力を最大限表現できるよう心掛けました。
■「NANA」大崎ナナ/REIさん
ナナといえば、ショートの髪がバサッとなびいてる印象が私の中では強くて。でも、実際に髪がなびくくらいの強い風が吹くとスカートもめくれてしまうので、そうならないようにインナーをゴムで固定して、どんな状況でもきれいに写真を撮っていただけるように対策してきたことが、私なりのこだわりといいますか、気を付けたポイントになります。女性キャラのコスプレをする際は、いろいろと事前の対策が大事です!
■「WCS公式キャラクター&マスコット」ラス/Liliさん(SAKURA GRADUATION)
男の子のように振る舞うために、姿勢や歩き方を意識しました。女の子に惚れてもらえるようなしぐさや表情ももっと研究します!
■2025年の夏も、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で続々開催!
こうして大盛況のうちに終了した「コスサミパーティー」以降も、コスプレが楽しめるイベントは全国で多数開催が予定されている。8月には「世界コスプレサミット2025」(8月1日[金]~3日[日]、愛知・栄周辺エリア)や、「コミックマーケット106」(8月16日[土]・17日[日]、東京ビッグサイト)が控えているので、本稿でコスプレに興味を持たれた方は、熱中症予防や暑さ対策をした上で、これらのイベントにも足を運んでみてはいかがだろう。
◆取材・文=ソムタム田井

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