プレミアリーグニューカッスルが、サウサンプトンに所属するイングランド代表GKアーロンラムズデールの獲得に迫っているようだ。29日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。

 現在27歳のラムズデールは、シェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身。ボーンマスやチェスター・フィールドでのプレーを経て、2021年8月にアーセナルへと加入した。加入初年度から定位置を確保して公式戦37試合に出場し、翌シーズンもレギュラーとして活躍していたが、在籍3年目の2023-24シーズンはポジションを失い、2024年8月にサウサンプトンへの完全移籍を決断した。

 昨シーズンは公式戦32試合に出場したものの、所属するサウサンプトンプレミアリーグ最下位でチャンピオンシップ(2部)降格となったラムズデール。そんななか、同選手がニューカッスルへのレンタル移籍に近づいているという。『スカイ』によると、買い取りオプションが付帯する1シーズンのレンタル移籍でクラブ間合意に至った模様。30日に行われるメディカルチェックに向けて渡航の許可が下りたと報じている。

 今夏の移籍市場では、現在33歳のイングランド代表GKニック・ポープに代わる新たな守護神の獲得を目指していたニューカッスル。当初はバーンリーのプレミアリーグ昇格に貢献したイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードに関心を寄せていた。しかし29日、トラッフォードは古巣であるマンチェスター・シティへの復帰が決定。ニューカッスルはボーンマス時代にエディ・ハウ監督の指導を受けたラムズデールへとターゲットを変更し、今回クラブ間交渉が成立した形となった。

サウサンプトンに所属するラムズデール [写真]=Getty Images