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 「世界水泳シンガポール2025」のハイダイビング女子決勝が7月26日に行われ、アメリカ代表のマヤ・ケリーが310.00点で銅メダルに輝いた。今年からシニアに転身したばかりの18歳ながら、地上20メートルの驚異の高さから華麗なダイブ!新星の堂々たる演技が観客を沸かせた。

【映像】ビル7階相当…20mの高さから3秒で水中へ!

 前年には世界ハイダイビング・ジュニア選手権で銀メダルを獲得したマヤ・ケリーは、今季からシニアへ参戦。ジュニア女子でもその規定の高さは15メートルとあり、実況の寺川俊平アナも思わず「逆になんで、この年齢でこの高さから?と思うと経歴が本当に面白いですね」と“キョトン”状態となっていた。

 世界水泳は初出場。女子は20メートルの高さから飛び込み、演技のダイナミックさと入水の美しさを競う競技で、マヤ・ケリーは5回目の演技に『6151B』の技に挑戦。板の上で逆立ちするところから始まるため高い集中力が求められるが、しなやかな身のこなしで美しい演技を見せた。

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 ハイダイビングは一般の飛込競技とは違って安全面から足から入水するが、ほとんど水しぶきの上がらない圧巻のダイブを披露。解説を務めた元飛込選手の寺内健氏も「逆立ちの時からすごく良かった。体幹が強い。そこから宙返りに入るスピードが良く、かなり余裕を持って入水の臨めたと思う」と美しい演技を絶賛した。

 難易度は3.7と高くはないものの、技の完成度が高得点に繋がり88.80点をマーク。通算310.00点で銅メダルを獲得し、“新星”の誕生に観客からは大きな歓声と拍手が送られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

その高さはビル7階相当…18歳女子選手の逆立ち回転ダイブ!実況も思わず「なぜこの年齢でこの高さから?」と“キョトン”状態