現場監督AI

2025年7月29日
株式会社Back Cast .Design

 建設現場のデータベースプラットフォーム「Back Cast」を提供する株式会社Back Cast .Design(本社:東京都渋谷区、代表取締役:北 敬介、以下「Back Cast .Design」)は、建設プロジェクトで日々蓄積される膨大な情報を横断的に活用できる「現場監督AI」ベータ版を正式リリースいたしました。

■現場監督AIとは

 建設現場では、定例会議や分科会の議事録、質疑応答、施工図・仕様書など多くの情報が日々発生します。これらの情報を必要なときに、必要な形で取り出すのは現場監督にとって大きな負担です。

 「現場監督AI」は、こうした情報を現場毎に一元的に理解し、質問に応じて適切な文書や内容を提示する、いわば“現場監督の秘書”のような存在です。

 また、現場毎に違う状況も踏まえることでより現場に必要とされる情報をインプットすることも可能な「現場監督AI」すべての現場の必要とされる優秀な秘書です。

主な特徴:

  • 会議議事録・質疑応答・仕様書などを横断検索

  • 「○○の工事についての過去の質疑を教えて」など自然言語での問い合わせに対応

  • スマホやタブレットからも利用可能

■現場での課題を解決


 建設プロジェクトでは、「会議で何を話したか思い出せない」「過去の質疑を探すのに時間がかかる」といった声が現場から多く聞かれます。
現場監督AIは、これらの課題に対し、必要な情報を瞬時にピックアップして提示することで、情報探索にかかる時間と手間を大幅に削減します。

例えば以下のような活用が可能です:

  • 「先週の定例会議で決まった変更内容を教えて」

  • 「○○仕上げに関するすべての質疑回答を一覧にして」

  • 「A棟の防水に関する指示や変更の履歴は?」

■今後のロードマップ

今後は、プロジェクトマネジメントツール「Back Cast」との連携をさらに強化し、以下のような機能拡張を予定しています

  • 工程表と情報の連動表示
     定例会議や質疑応答などの記録を、工程表上の時系列に沿って可視化。過去の議論や決定事項を時系列で確認でき、情報の流れを直感的に把握可能にします。

  • タスク実行の漏れ防止
     現場で実行が必要なタスク(例:発注、段取り、確認作業など)を、工程表上の該当工事と連動させることで、実施忘れを防止する仕組みを構築。現場業務の着実な遂行を支援します。

  • ステークホルダー間の情報共有強化
     現場監督AIは、現場監督だけでなく、協力業者の番頭や職長など、複数のステークホルダーによる利用を想定した設計となっており、これによりプロジェクト全体での正確な情報共有が可能となります。

  • AIによるプッシュ型指示の実装
     現在はユーザーからの問い合わせに応じて情報を提供する「検索型AI」ですが、次の開発フェーズでは、AIエンジンが工程・進捗・質疑履歴を自動的に分析し、必要なアクションを先回りして提示する「プッシュ型の指示」機能の実装を予定しています。

Back Castは、単なる工程計画ツールではなく、現場のナレッジを構造化し、すべての関係者がスムーズに連携できる未来の建設マネジメント基盤の構築を目指します。

【会社概要】

会社名:株式会社Back Cast .Design
代表者:北 敬介
所在地:東京都渋谷区神南1-14-7 ワイズ神南ビル2F
事業内容:建設業向けプロジェクトマネジメントツール「Back Cast」の開発・提供
URL:https://backcastdesign.jp/

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社Back Cast .Design
公式サイト:https://backcastdesign.jp/
メール:backcastdeveloper@backcastdesign.jp

配信元企業:株式会社BackCast.Design

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