
【MLB】レッズ 4ー5 ドジャース(7月29日・日本時間30日/シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。今季初となる4打席連続三振を喫するなど5打数無安打に終わった。ドジャースは土壇場9回に勝ち越し、逆転勝利。
今季の大谷は試合開始時点で105試合に出場し、打率.276(リーグ18位)、38本塁打(リーグ1位)、73打点(リーグ6位)、100得点(リーグ1位)、125三振、68四球(リーグ4位)、13盗塁(リーグ24位)、出塁率.381(リーグ4位)、長打率.620(リーグ1位)、OPS1.000(リーグ1位)。254塁打も含めてリーグ5冠と、打者として圧巻の数字を残している。
例年は6月に調子を上げることが多かったが、今季は5月に15本塁打と爆発。得意の6月は7本塁打とややペースを落としたものの、7月に入るとキャリアハイの5試合連続本塁打を記録するなどオールスター明けから再び量産体制に突入。
しかし、この試合は第1打席でレッズ先発のロドロから空振り三振、第2打席は見逃し三振、第3打席も外角の変化球に空振り三振、投手がアッシュクラフトに代わった7回の第4打席も空振り三振と今季2度目の1試合4三振、4打席連続三振は今季初だった。同点の9回に回ってきた第5打席はライトフライ。ノーヒットは球宴明け初戦、7月18日のブリュワーズ戦以来、10試合ぶり。
とはいえシーズン38本塁打はナ・リーグ2位のシュワバー(フィリーズ)に2本差をつけ、リーグトップを死守。自身3年連続となるシーズン40発にもあと2本と迫っている。
試合はドジャースが2回にエドマンの2ランで先制。中盤に逆転を許すも7回に追いつき、同点の9回にスミスが勝ち越しの二塁打を放って逆転勝利。
夏場に入り、地区優勝、ポストシーズン争いも佳境に入るが、ドジャースは2位パドレスに4ゲーム差の首位と2年連続のワールドチャンピオンに向けてひた走っている。大谷自身も昨季は8月に12本塁打、9月に10本塁打とシーズン終盤に大爆発を見せただけに、今季もここからさらなる大爆発に期待したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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