1996年から続く人気ビデオゲームポケットモンスター」のメインシリーズ最新作として2022年にリリースされた『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。

 メインシリーズでは初となるオープンワールド方式を採用したことで大きな注目を集めた本作では、広大なパルデア地方を舞台に3つのストーリーを楽しむことができ、累計1,000種目のポケモンの登場や新要素テラスタルなどバトル面での遊びの幅も広がっていた。

 翌年には新たなフィールド、キャラクター、ポケモンが追加される有料コンテンツ「ゼロの秘宝」がリリースされており、特に追加シナリオは高い評価を得ている。

 今回紹介するのはそんな『ポケットモンスター スカーレット』で変わった実況プレイ動画に挑んだ動画。レオオオオオさんがニコニコ動画に投稿した『ゲットしたポケモンの名前だけ喋れるスカーレット実況#1』だ。

 この動画は捕まえたポケモンの名前に含まれる文字でしか会話できないという縛りを設けてポケットモンスター スカーレットの実況プレイに挑むというもの。

 今回はポケモンを捕まえれば捕まえるほど会話の自由度が高まる特殊すぎる実況プレイ動画をご紹介する。

―あわせて読みたい―
『ポケモンSV』ドーブルがスケッチしたら現実でもスケッチ!? 覚えた技を正しく描けないとバトルで使えない表現力必須な縛りプレイがスタート

『ポケモンORAS』羊毛フェルトで再現したポケモンだけ使える縛りプレイが4年ぶりの復活!40時間以上をかけた大作レックウザも登場した異色の縛りをご覧あれ!

奪われた言葉をポケモンの名前で取り戻すポケモン実況

 今回紹介するのは前述の通り、ポケモンと言葉を組み合わせた一風変わった縛りプレイに挑んだ動画。

 本シリーズの最大の特徴となるのはタイトルにもあるように捕まえたポケモンに含まれる文字だけを喋れるようになるという縛りだ。

 プレイ開始時点のレオオオオオさんは我々が日常的に使用するかな文字。五十音に撥音、濁音・半濁音、小書きのひらがなカタカナに長音符を実況に使用することを制限されている。

 そのままでは挨拶することすらできないが、ポケモンを捕まえるとそのポケモンの名前に使われている文字が解禁されるとのこと。

 例えば、フシギダネを最初に捕まえたのであれば、制限されていたかな文字から「し・ね・ふ・ぎ・だ」が自由に使えるようになり、「不思議・岐阜市・ネギ・値札・出汁」などの言葉を紡ぐことが出来るわけだ。

 ポケモン1匹では会話を成り立たせることは難しいものの、捕獲や進化を繰り返し、仲間が増えるほど実況に使えるフレーズが増えるというゲーム側ではなく実況者側に制限がかけられた縛りとなっている。

 本縛りの目標となるのはゲームクリアではなく「全てのかな文字を解放すること」となるが、前述の縛りだけではポケモンを乱獲していればすぐに達成できてしまうということで、ゲーム側にも別の縛りを設定。

 捕獲、もしくは進化させた際に解放されるかな文字がないポケモンは、捕獲・進化させることができなくなっており、ある程度計画的に図鑑を埋めていく必要がある。

ニャオハで「オハ」、捕まえたポケモン次第で単語が増えるかな文字縛り

 封じられた言葉を解放するためにポケモンを捕まえる特殊な実況プレイ動画となる本シリーズ。進化させるために計画的なポケモン選びも必要となる本シリーズだが、Part1ではどのような実況が繰り広げられたのだろうか?

 1文字も話すことが出来ないゲーム序盤、本来であれば最初の仲間が加わるいわゆる御三家選び。

 本プレイでは記念すべき最初の言葉選びにもなる場面。ニャオハホゲータクワッスから誰を選んでも、1匹ので会話を成立させるのは難しそうではあるが、レオオオオオさんはニャオハを選択。

 やはりニャオハだけで会話を成立させるのは難しいものの、挨拶には「オハ」、リアクションでは「お!」、「は?」といった対応が可能に。

 さらに、かな文字に対応する漢字も使用できるため、技の指示に「葉」、ネモに対して「好(ハオ)」などの応用も可能。なにより琴葉葵がニャオニャオ鳴いてニャハニャハ笑えるようになるあざとかわいい便利ワードを手に入れた。

 御三家からニャオハを選んだレオオオオオさんは、その後もポケモンを次々と捕獲。Part1序盤ではグルトンコフキムシを捕獲。

 正しい発音ではないものの「琴葉」が表記できたり、「ち」を含むポケモンがいれば「こんにちは」が完成するなど、実況プレイ動画には欠かせない挨拶の完成が近づいていた。


 ポケモンを捕まえながら奪われた言葉を取り戻す『ポケットモンスター スカーレット縛り実況。ゲームが進むほど実況に使える特殊な実況プレイ動画をぜひチェックしてみてほしい。

文/富士脇 水面

ゲットしたポケモンの名前だけ喋れるスカーレット実況#1

https://www.nicovideo.jp/watch/sm45179609

―あわせて読みたい―
『ポケモンSV』ドーブルがスケッチしたら現実でもスケッチ!? 覚えた技を正しく描けないとバトルで使えない表現力必須な縛りプレイがスタート

『ポケモンORAS』羊毛フェルトで再現したポケモンだけ使える縛りプレイが4年ぶりの復活!40時間以上をかけた大作レックウザも登場した異色の縛りをご覧あれ!