
俳優の大沢たかおが主演を務める映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(9月26日公開)の主題歌が、Adoの新曲「風と私の物語」に決定した。また、新たな予告映像と本ポスタービジュアルも公開となっている。
本作は、漫画誌『モーニング』で連載された、かわぐちかいじ氏によるコミック『沈黙の艦隊』の実写化作品で、2023年に映画化され、2024年には、はドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が配信された。新作となる『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、極寒の北極海を舞台に独立国「やまと」への対応をめぐる緊迫の政治戦が描かれる。
この度、主題歌を、前作に続いて歌い手のAdoが歌うことが決定した。作詞と作曲はエレファントカシマシの宮本浩次、編曲は歌い手のまふまふが手掛けている。主題歌のタイトルは「風と私の物語」。主題歌について、Ado、宮本、まふまふと、主演でプロデューサーも務める大沢、同じくプロデューサーの松橋真三氏からコメントが届いている。
■Ado
新曲の「風と私の物語」が『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の主題歌に決まりました。なんと、今回書き下ろしていただいたのは宮本浩次さん。そして編曲はまふまふさんです。前代未聞の組み合わせ、一体どんな曲が誕生したのか……。思わず口ずさんだあの頃の歌のような、懐かしさが溢れるような楽曲です。是非楽しみにしていてください。
■宮本浩次
この曲をつくるにあたって、AdoさんのスタッフからAdoさんがとても散歩が好きで、ツアーの合間やプライベートでも、日本でも、外国でも、よく散歩をされているというエピソードをうかがいました。
Adoさんの目に映った町のきらめきや、頬に感じる風をイメージしてこの「風と私の物語」をつくりました。
映画館いっぱいにAdoさんの素晴らしいうたごえが響きわたることを夢見ながら。
■まふまふ
編曲を担当させていただきました、まふまふと申します。Adoさんの作品に携わらせていただくのは、光栄なことに今作で3度目となりました。宮本浩次さんが書かれた楽曲をアレンジするというお話で、映画の作風に寄り添っていく点も責任重大でしたが、 みなさんが納得する作品にできたようでホッとしております。デモから感じる熱量に負けないよう、精一杯務めましたので、お楽しみいただけますと幸いです。このような機会をくださったAdoさん、宮本さん、関係者の皆様にはとても感謝しております。
■大沢たかお
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、前作以上にスケールが大きくて、張りつめた緊張感で構成された、異次元の作品となりました。
そんな中で、エンドロールと共にAdoさんの「風と私の物語」が流れた瞬間、まるで鋼鉄の世界から現実の“街”や“光”に引き戻されるようでした。
壮絶な戦いのあとに訪れる、やさしい風や誰かを想う気持ち。戦いの物語が一気に「今を生きる私たち」の物語に繋がったように感じました。
■松橋真三プロデューサー
前シーズンを東京湾で戦い抜いたやまとは、今作で決死の北極海大海戦に挑みます。作詞作曲を宮本浩次さんにお願いできるという朗報をいただき、今作の概要をお伝えしたところ、「風」をテーマに書いてみるのはどうかとご返答があり、このやまと旋風が陸地に波及していくストーリー展開にぴったりであると感動しました。息をもつかせぬ2時間の映画の最後に、希望に満ちたAdoさんの「風と私の物語」を聞きながら、最後まで劇場の大音響でご堪能ください。
お楽しみに!
また、主題歌が使用された90秒の最新予告映像が公開となっている。砕ける氷塊をかいくぐり、〈やまと〉の性能をはるかに上回るアメリカの最新鋭原潜〈アレキサンダー〉と繰り広げられる白熱のバトル、国民の賛否が割れるなか〈やまと〉支持を表明し断固たる決意で衆議院解散総選挙を表明する竹上首相(笹野高史)の姿、 海江田(大沢)の真意をつかむべく奔走するジャーナリストの市谷(上戸彩)など、それぞれが世界平和への強い思いを持ってぶつかり合う姿が描かれている。
あわせて、本ポスタービジュアルも公開となった。冷徹な表情ながらも目の奥には強い信念を感じさせる海江田を中心とし、豪華キャストが集結。北極海の凍てつく深海で火花を散らし魚雷戦を繰り広げる〈やまと〉の姿からは手に汗握るような戦いを彷彿とさせ、「撃沈するのは、この艦か、未来か。」というコピーが、〈やまと〉の背負う「覚悟」を物語る印象的なビジュアルとなっている。
(C)2025 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved. (C)かわぐちかいじ/講談社
【編集部MEMO】
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の制作が決定した際、主演の大沢たかおは「これまで以上に壮大で手に汗握るスリル満点の新たな『沈黙の艦隊』を創り上げるため、これまで以上にしっかり準備し、これまで以上に全スタッフ、キャスト一丸となり、魂を込めて次なる戦いへ挑んで参ります」と意気込みを示していた。
()

コメント