
分厚いチキンにパリパリの薄衣。「そんなの美味しいに決まってる」って思いませんか?
7月29日からローソンで販売中の「まんまる鶏」、見た目に惹かれて食べてみたら……しっかり驚かされました。
■ 肉肉しさを存分に感じられる新作フライドチキン「まんまる鶏」「肉の味わいや食感を堪能できるフライドチキンを食べたい」という要望をもとに開発したという今回の「まんまる鶏」。価格は税込248円です。
鶏もも肉の1枚肉を丸めることで、肉汁を閉じ込めジューシーな仕上がりに。言わずと知れたローソンの定番商品「Lチキ」比で1割ほど衣の比率を下げ、肉の噛み応えをしっかり感じることができるようになっているそうです。とにかく食べごたえにこだわった商品のよう。
近所のローソンに足を運ぶと、入口横には堂々とのぼりが立っていました。
のぼりに添えられた「ガブじゅわっ」というフレーズと、下に配置されたイメージビジュアルの肉肉しさが、食欲をそそります。夏の暑さそっちのけでワクワクしてくるのぼりです。
購入後、その場でかぶりつきたい衝動を抑えつつ帰宅。ときおり紙袋の上部を開けて中を覗くと、胡椒の効いたスパイシーな香りが食欲を刺激してきて、大変でした。罪な鶏肉です。
袋から取り出してみると、サイズは「まんまる鶏」の名前の通り、かなりボリューミー。お店などで出てくるからあげ2つ分……いやそれ以上あるでしょうか。手のひらにのせると、ずしりとした重みも感じます。
中を割ってみると、イメージビジュアル通りの肉肉しさ。厚みのある形からくる綺麗な断面が、本当に美味しそう。
■ ひと口かじった瞬間に広がる“肉”の存在感!小腹満たしの最適解かも?さっそくかぶりついてみると……はい、もう、言わずもがなの美味しさです。
かじった瞬間に口の中に広がる“肉”の存在感!溢れてくる肉汁もたまりません。キャッチコピーの「ガブじゅわっ」そのままの食べごたえを感じることができます。
ただ、もも肉としてはややジューシーさに欠けるかも?というのが正直なところ。
わずかにですが、むね肉のようなパサつきがあります。ただこのパサつきが肉っぽさや食べ応えを生んでいる要素とも言えるので、これは個人の好みの部分でしょう。
味付けは塩と胡椒がベースのシンプルなもののため、肉の美味しさをダイレクトに感じることができます。
衣も、「Lチキ」などに比べればたしかに薄いです。しかし薄いながらに食感はパリパリと香ばしく、肉感あふれる「まんまる鶏」のいいアクセントになっています。
何より肉重視のため、脂っこさが薄いのも「まんまる鶏」の大きな利点。胃もたれを感じづらくなっている気がしたので、小腹満たしの最適解かもしれません。
フライドチキンとからあげのいいとこ取りをしたような「まんまる鶏」。袋を開けた瞬間の香りとともに、印象に残る一品でした。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025073002.html
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