
部屋干しをする時、少しでも早く乾かそうと、サーキュレーターを使っている人も多いでしょう。
サーキュレーターは直線的な風を出して空気をかくはんするので、洗濯物を乾かすのに一役買ってくれます。
しかし、効率よく乾かすには風の当て方も大切です。
本記事では、部屋干しにサーキュレーターを使う時のコツやポイントを紹介します。
サーキュレーターの効果的な使い方
※写真はイメージ
サーキュレーターの置き方や風の当て方によって、洗濯物の乾き方は変わります。
家電製品の製造と販売を手がける、アクア株式会社のウェブサイトによると、洗濯物に直接風を送るのがポイントとのことです。
アクア ーより引用サーキュレーターは洗濯物の真下に置き、洗濯物に直接風を送りましょう。
洗濯物が多く、風が全体に当たらないときは、少し離れた高い位置から当ててください。
この時注意したいのは、サーキュレーターは『風が直線的』だということ。
サーキュレーターの真上にある洗濯物は風がよく当たるので乾きやすくなりますが、離れている洗濯物は風が当たりにくいので乾きも悪くなります。
広範囲に風を当てたい時は、洗濯物との距離を取りましょう。
また、洗濯物に含まれた水分は下に向かって落ちていくので、洗濯物の下の部分をめがけて風を当てれば、より効率的です。
多くの洗濯物を広範囲に干す時は、首振り機能を活用しましょう。さらに風量を調整すれば、離れた位置にある洗濯物へも風を送りやすくなります。
洗濯物の干し方にもひと工夫を
より効率的に洗濯物を乾かすためには、干し方にもひと工夫しましょう。
ピンチハンガーを使う場合は、外側にタオルなどの長いものを、内側には短い衣類を干します。アーチ状になることで、風が通りやすくなるでしょう。
密着している部分があると、風が通らず湿気がこもりやすくなるので注意してください。
また、洗濯物同士は10cm以上を目安に間隔を空けると風の通り道が確保でき、より乾きやすくなります。
サーキュレーターは定期的に掃除を

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サーキュレーターを使い続けると、扇風機と同じように羽やカバーにホコリが付着します。
この汚れを放置すると、ホコリが風で飛ばされて洗濯物に付着したり、汚れによって機能が低下したりすることも。
洗濯物を効率よく乾かすためにも、月に一度を目安に掃除をしましょう。
サーキュレーターには『分解できるタイプ』と『分解できないタイプ』があります。分解できるものは、分解してパーツごとに汚れを拭き取ってください。
分解できないタイプは、ハンディーワイパーやドライシートで拭き取れる範囲を掃除したり、エアダスターでホコリを吹き飛ばしたりするのがおすすめです。
部屋干しする際は、本記事を参考に、サーキュレーターを活用してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- アクア

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