【写真・画像】三宅島阿古で津波が観測できない「欠測」 気象庁が説明 カムチャツカ半島付近で地震 1枚目

 30日午前8時25分ごろ、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震が発生し、北海道太平洋沿岸、青森県太平洋沿岸、岩手県など広い地域に津波警報が出ている。気象庁は13時から会見を開き、午前中に続いて説明を行った。

【映像】「欠測」のアナウンス

 気象庁1952年11月4日マグニチュード9を記録したカムチャツカ地震を引き合いに出し、少なくとも1日程度以上は津波の高い状態が継続するという考えを示した。

 また、三宅島阿古で津波の観測ができない「欠測」になっていることを問われると「これまで津波観測情報は観測されている津波の値を報じるだけだったが、今回のように欠測しているような観測点については、そもそも観測値が一切出ないということがあり『この観測点に津波が到達しているのか、あるいは何らかの都合で機器障害等が起きているのかが分からない』という状況になっていた。それを改善するために、今回新たに津波観測情報として三宅島阿古は欠測しているという形でお知らせした」と説明した。

 なお、三宅島阿古の観測点については30日の地震の影響で観測できない状態になったのではなく、29日の時点で観測できなくなっていたという。
(ABEMA NEWS)

三宅島阿古で津波が観測できない「欠測」 気象庁が説明 カムチャツカ半島付近で地震