
2025年7月30日
シナジーマリングループはこのたび、船舶管理部門の共同CEOにヴィカス・トリヴェディ氏を任命したことを発表しました。これは、同グループが顧客への安定したサービスの提供、卓越した運航、長期的な信頼関係構築に引き続き注力する姿勢の表れです。
トリヴェディ氏は新役職において、シナジーのタンカーおよびガスキャリア船部門を率いるとともに、ドライバルク船部門を統括するアジェイ・チャウドリー氏と、今後緊密に連携してまいります。この相補的なリーダーシップ体制は、多様な船種と地域毎の組織の基盤強化を図るシナジーの意図を示し、市場の顧客ニーズの変化や規制環境の進展に対応した継続性と明確性を提供するものです。
トリヴェディ氏は約25年にわたるシニア管理職としての経験を持ち、世界トップクラスの船舶管理会社にてマネージングディレクターを務めた経歴があります。DMETコルカタを卒業したクラス1のチーフエンジニアであり、多種多様な船種の管理に携わるとともに、アンモニア燃料対応を含む代替燃料関連の取り組みを主導してきました。また、船級協会の技術委員会やオイルメジャー大手である、シェル社の海事安全パートナープログラムにも貢献しています。
シナジーマリングループのジェスパー・クリステンセンCEOは次のように述べています。 「ヴィカスとアジェイが部門を率いることで、シナジーは信頼性の高いサービスの提供はもとより、運航の専門性、そして品質へ対する強い訴求がさらに強化されることでしょう。海運業界が大きな変革期を迎えるなか、両名のリーダーシップにより、我々はあらゆる船種や地域においても、船主に最適なソリューションを一貫して提供できる体制を整えています。」
700隻超の船舶管理実績を持つシナジーマリングループは、世界有数の船舶管理会社であり、デュアルフューエル船の運航においても業界を牽引しています。同社は持続可能なバイオ燃料航海やCO2炭素回収システム、レトロフィットプロジェクトなどの実現可能な脱炭素戦略を推進しつつ、全船種において高水準の安全運航性能と乗組員の質を維持しています。
任命に際し、トリヴェディ氏は次のようにコメントしています。 「シナジーで最も感銘を受けるのは、人材の質と情熱です。エネルギー転換が進む業界環境において、私は船主が安全性、明確性、継続性を確保しながらエネルギー転換に適応できるよう、実践的な能力構築に注力してまいります。安全第一の環境に根ざし、十分に訓練された乗組員によって実現される公正な移行が、この転換を成功させる鍵となるでしょう。」
今回の任命は、船舶管理業界が、船主が変化する運航上および商業上の目標を達成するために規模、能力、強靭性を備えた信頼できるパートナーを求めるなか、シナジーのリーダーシップを一層強化するものです。
シナジー・マリン・グループについて
シンガポールに本社を置くシナジー・マリン・グループは、第三者船舶管理のグローバルリーダーとして知られ、船舶のライフサイクル全体にわたる資産管理アプローチと、主要な船舶所有者との協業パートナーシップで評価されています。LNG輸送船、LPG輸送船、コンテナ船、ばら積み船、オフショア資産を含む700隻を超える多様な船舶ポートフォリオを保有し、幅広い海運オペレーションを支援しています。シナジー・マリン・グループは、世界15カ国に30の拠点を持ち、2万8,000人以上の船員を擁し、広範なグローバルネットワークを通じて運営しています。 乗組員のウェルビーイング、デジタル化、環境に配慮した方針に重点を置くシナジー社は、船舶管理の次なる時代を形作る役割を果たしています。
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シナジー・マリン・グループ / コーポレート・コミュニケーション部長 ヴィシャール・スリヴァスタヴァ
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吉田麻貴(日本語)
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