TBSの井上貴博アナウンサー(40)が30日、自身がキャスターを務めるTBS系Nスタ』(月~金 後3:49)に出演。同日午前8時25分ごろに発生したロシアカムチャツカ半島付近を震源とする地震に関連する情報を冒頭から伝える中、視聴者に”異例”の呼びかけを行った。

【写真】ハイボール片手に…普段見せない表情の井上貴博アナ

 同日、ロシ・カムチャツカ半島付近を震源とする地震により、象庁は発生後に津波注意報、午前9時40分には津波警報を発令した。民放各局の情報番組では放送内容を変更し、日本各地の津波観測情報を伝えたほか、沿岸部の住民に対して注意を呼び掛けた。

 『Nスタ』でも冒頭から地震、津波情報を伝えたが、井上アナウンサーは「警報が発表されてから6時間以上が経ちます。避難が長引くことが予想されます。少しでも目を閉じるとか、鼻呼吸をするだけで副交感神経に切り替えることができるとされています」と視聴者に呼びかけた。

 続けて「何とか、皆で声を掛け合ってこの状況を乗り切っていきましょう。われわれは情報を発信し続けます」と強調した。

井上貴博アナウンサー (C)ORICON NewS inc.