
バイエルンは30日、リヴァプールからコロンビア代表FWルイス・ディアスが完全移籍加入することを発表した。
契約期間は2029年6月30日までの4年間で、背番号は「14」に決定。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は最大で7500万ユーロ(約129億円)に上るという。バイエルンにとってはドイツ代表DFヨナタン・ター、同MFトム・ビショフに次ぐ今夏3人目の新戦力となった。
バイエルンがついに待望の前線補強に成功した。6月末の契約満了に伴い退団したドイツ代表FWレロイ・サネ(現:ガラタサライ)の穴を埋めるべく、今夏の移籍市場でアタッカーの補強を目指していたバイエルンだが思うように進まず。L・ディアスについても、当初はリヴァプールにオファーを拒否されたものの、粘り強い交渉が実を結び、プレミアリーグを代表するアタッカーの獲得に漕ぎ着けた。
現在28歳のL・ディアスは母国のバランキージャでプロデビューを飾り、アトレティコ・ジュニオールを経て2019年夏からはポルトガルの名門ポルトでプレー。2022年1月にリヴァプールへ活躍の場を移すとすぐさま主力に定着し、約3年半で公式戦通算148試合出場41ゴール23アシストという成績を残した。昨シーズンのプレミアリーグでは36試合で13ゴール7アシストをマークするなど躍動し、5年ぶりの優勝に大きく貢献した。
また、2018年9月にデビューしたコロンビア代表でも中心選手として活躍しており、ここまで国際Aマッチ通算64試合で19ゴール4アシストをマークしている。

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