
サンダーランドは30日、レヴァークーゼンからスイス代表MFグラニト・ジャカが完全移籍加入することを発表した。
契約期間は2028年6月30日までの3年間で、背番号はレヴァークーゼン、アーセナル時代と同じ「34番」に。移籍金は非公表とされているが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、2000万ユーロ(約34億円)程度がレヴァークーゼンに支払われた模様だ。
現在32歳のジャカは母国の名門バーゼルでプロデビューを飾り、ボルシアMGを経て加入したアーセナルでは公式戦通算297試合で23ゴール29アシストをマーク。2023年夏にレヴァークーゼンへ活躍の場を移すと、すぐさま中盤の主軸に定着し、2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。クラブ通算では公式戦99試合出場6ゴール9アシストという成績を残した。
また、2011年6月にデビューを飾ったスイス代表では、ここまで国際Aマッチ通算137試合に出場し14ゴール12アシストをマーク。FIFAワールドカップとEUROに3度ずつ出場しており、近年はキャプテンマークを巻いている。
2年ぶりのプレミアリーグ復帰となったジャカは、新天地サンダーランドのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「ここに来れたことをとても誇りに思う。クラブの人々と会話をした時に興奮したし、選手全員を含めてクラブに関わるすべての人々のエネルギーとメンタリティを感じた。それはまさに僕が求めていたことであり、とても良い感触を持っている。このクラブはいるべき場所に戻った。ここに留まり、歴史を刻んでいきたいと思う。経験だけでなく、質の高いプレーでチームに貢献できると信じているよ。長い間待っていたが、ここに来ることができた。とても楽しみだよ」
【動画】ジャカのプレミアリーグ復帰が決定!
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