自宅の一室を作業部屋にするため、IKEAの既製品とホームセンターの集成材を使って大きなデスクをDIYする動画がYouTubeで注目を集め、記事執筆時点で16万回以上再生されています。

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新しい仕事部屋用に収納とデスクをDIY!

 この動画を投稿したのは、YouTubeクリエイターのDIY MAGAZINE(@DIY-MAGAZINE)さん。YouTubeでは、自宅をセルフリノベーションしていく過程や、実際にリノベーションした自宅で生活していく様子を発信しています。

 今回の動画では、快適な仕事部屋を作るために、自作の天板やIKEAのアイテムを使ってL字型のデスクをDIYしていく様子をまとめています。いったいどのような仕事部屋が完成するのでしょうか……?

ホームセンターで買える集成材を使って……

 まずは仕事部屋の広さを測るところから。奥行きに幅、ドア横の壁の幅なども測っていきます。PCデスクの横に、書類などを置くテーブルも作ります。

 今回デスクの天板に使用するのは、ホームセンターで売られている厚さ25ミリ、大きさ1820×910ミリの集成材です。

 もともと2枚を使う予定でしたが、大きさの都合から1枚は以前から家で使っていたデスク天板を再利用する方向に。

 それぞれの天板は壁にフィットする大きさにカットして120番のヤスリで研磨した後、深い色が出るように木材専用塗料の「ワトコオイル」を2度塗りし、さらに耐水ヤスリで仕上げ研磨します。メインデスクとして使う天板には、この後「電動昇降デスク」の脚を取り付け、自由に高さを調節できるようにしていきます。

 天板の塗装とメインデスクの用意が終わったところで、収納棚として使用するIKEAの「KALLAX/カラックス」を2つ組み立てていきます。2つはメインデスクに対して背中側、もう1つはデスクの横側にセットします。

 以前から使っていたデスク天板は、KALLAX/カラックスに差し込めるように切り込みを入れます。カットの幅が細くてうまく差し込めなかったり、奥行きが足りなかったりして削り直して微調整を重ね、ついにピッタリはまってL字型デスクの完成です!

 さらにカラックスの棚板や引き出し、トレーなどのパーツを組み立て、引き出しの雰囲気を変えるためにシートを貼って棚を仕上げていきます。

海外クリエイターみたいなデスク環境が完成!

 こうして完成した「KALLAX/カラックス」と自作の天板2枚を組み合わせたデスクは、作業領域の広さと収納力を両立させた使い勝手の良いものに仕上がりました。おしゃれな収納スペースや横長のモニターを使っている様子は、海外のクリエイターのデスク環境のようですよね……!

 メインのデスクは電動昇降デスクになっているため、長時間の作業に疲れた際はスタンディングモードにしてリフレッシュすることも可能。実用面もバッチリ考えられています。

 思わず「すごい!」と漏らしてしまいそうな、「壁一面のデスク」をDIYした動画のコメント欄には「思わず見入ってしまった」「こんな仕事部屋が欲しいです」「作業しやすそうで良いですね!」「いい技術もっていてうらやましいです!」「緻密な計算とデザインが活きててすごい!」といった声が寄せられていました。

動画提供:DIY MAGAZINE(@DIY-MAGAZINE)さん

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