
カムチャツカ半島の沖合を震源とする強い地震で、ロシアの専門機関は千島列島やカムチャツカ半島で、目視で5~6mの津波が確認できたと明らかにしました。
【映像】津波に襲われる千島列島のパラムシル島セベロクリリスク
ロシアのタス通信は、カムチャツカ半島の沖合で発生したマグニチュード8.7の地震で、避難の際に窓から飛び降りるなどして、数人がけがをしたと報じています。現時点で、死者や重傷者は確認されていないということです。
千島列島北部のセベロ・クリリスクでは、津波が襲い、住民らが高台に避難しました。
カムチャツカ半島南東部のエリゾフスキーでは、3~4mの津波を観測したということです。
ロシア科学アカデミーは、カムチャツカ半島と千島列島では、目視で5~6mほどの津波が確認できたと明らかにしました。この辺りは、津波の高さを自動で計測する観測所はほとんどないと伝えています。(ANNニュース)

コメント