優勝マジック39を点灯させた阪神・藤川球児監督(C)Getty Images

 阪神は7月30日の広島戦(甲子園)に5-0で勝利。中日が巨人に敗れたことで、優勝マジック「39」が点灯した。

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 カード9連勝中の好相性は、運も引き寄せるのか。4回だ。4番・佐藤輝明、5番・大山悠輔が連打。無死一、二塁から6番・小幡竜平が2球バント失敗で追い込まれると、4球目を打って出て、三ゴロ併殺打に倒れた。それでも、坂本誠志郎の打席で、広島先発の大瀬良大地ワイルドピッチ。労せずして佐藤が先制のホームを踏んだ。

 6回の追加点は、1死満塁から小幡の代打ラモンヘルナンデス押し出し四球を選んでのもの。8回は大山の自身5試合連続打点となる左前適時打、途中出場の熊谷敬宥の中前2点打でダメを押した。

 先発・村上頌樹が6回無失点に封じると、7回は及川雅貴、8回は石井大智、最終回は桐敷拓馬がそれぞれ「0」を並べた。後半戦は4試合でわずか1失点。投打ともに充実し、運も呼び込める猛虎は、ますます勢いづくばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

藤川阪神、優勝マジック「39」点灯 大山悠輔5戦連続打点 4投手の継投で2試合連続完封勝ち