
隣家や道路から丸見えの庭に目隠しの木製フェンスを作った結果が「すご〜い!」「うわぁすてき」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で7万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、DIYをしながら10年以上かけて庭作りをしてきたというYouTubeチャンネル「ruiの庭作り」のruiさんです。
夫の協力のもと美しい庭を作り上げ、2024年にはハイポネックス主催の「第1回 Best of Garden Tour」で金賞を受賞。以前には、生活感が出る庭の配管やお隣さんとの境界を目隠しするDIYを紹介して話題になりました。
今回は、約1カ月かけて庭に木製フェンスをDIYする様子を紹介しています。木製フェンスを作る目的は、庭から丸見えの隣家や道路を目隠しすること。これまでは既存のアルミフェンスにアイアンフェンスを留め付けし、植物を絡ませることでなんとかしのいでいましたが、これらを撤去して木製フェンスを作ることに決めたそうです。
まずは支柱の基礎を作るために植物の移植から着手。バラやクレマチスなどの下草を抜き、支柱を埋める穴を6カ所掘りました。
作業を始めて4日目、夫の協力のもとついにDIYをスタートします。ホームセンターで支柱の土台にする材料を購入。高さ4メートル、5センチ角のパイプを利用し、土台となる基礎を6本作りました。柱を固定するナット部分は溶接しています。
次に、今まで使っていたフェンスを全て外して庭の日陰に移動させ、古くなったアーチを撤去。これで土台作りの準備ができました。DIYを担う夫はまるでプロ職人のようにテキパキと作業をこなしています。すごい!
続いて角パイプを穴に埋め込みます。ブロック塀の内側に型枠を組み、地中に40センチほど角パイプを埋めてモルタルを投入。半日ほど置いて完全に固まったら型枠を外して周りに土を入れ、支柱を支える土台が完成しました。
翌日は木材の塗装作業です。丸1日かけて支柱と横板に使う木材をクレイベージュカラーに塗りました。ナチュラルでやさしい色合いがすてきですね。
そして支柱を作ります。加工した木材を土台の角パイプに差し込み、隙間の部分はボルトで締めてしっかり固定。6本の支柱ができたら、あとは横板をどんどん留めていきます。
全ての横板を留めたら、ついに目隠しの木製フェンスが完成しました! 夫の仕事が休みの日にコツコツと作業を続けたため、約1カ月を要しています。
ここからは最後の仕上げとして、植物の入れ替えと雑貨の飾り付けをします。クレマチスやハルシオンなどを植え付け、フェンスにはイヤープレートを取り付けました。
さらに、余った木材を利用して可動式の棚を制作。棚をフェンスに取り付け、ツル植物の鉢植えを飾るとスタイリッシュな印象になります。ツル植物を置くことで目隠しにもなりそうですね。
こうして、木製フェンスに囲まれたすてきな庭が出来上がりました。以前は隣家や道路がはっきりと見えていましたが、フェンスで目隠しをすることで庭の美しさが一層引き立ち、明るくすっきりした空間に生まれ変わっています。
なお、木製フェンスを作って半月後、途中で切れているフェンスを延長し、狭い通路をバックヤードにするDIYも行いました。このときの様子は別の動画で公開しています。
庭の目隠しフェンスのDIYに、コメント欄では「お庭全体の一体感がアップしてさらにすてきになるなんて」「お庭の雰囲気が柔らかくナチュラルになりましたね」「プロ並みの仕事」「色のチョイスや土台の様子など、とても参考になりました!」「趣味の良さが輝いてますね」「もうワクワクが止まりません」といった声が寄せられています。
ruiさんは、庭作りの様子や植物の紹介、育て方などガーデニングに関するさまざまなことをYouTubeチャンネル「ruiの庭作り」で発信中です。また、Instagram(@rui_rose.garden)でも写真や動画を公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ruiの庭作り」

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