スタッド・ランス ジャパンツアーの第2戦が30日に行われ、柏レイソルスタッド・ランスリーグ・ドゥ/フランス2部)に2-1で勝利した。

 本拠地『三協フロンテア柏スタジアム』の声援を受ける柏は44分に小屋松知哉のゴールで先制すると、51分には瀬川祐輔が追加点をマーク。後半開始から伊東純也と関根大輝を投入したスタッド・ランスの反撃は、74分にレダ・カドラがPKで挙げた1点に留まり、試合は2-1で終了した。スタッド・ランスは27日のモンテディオ山形戦(0-1●)に続き、ジャパンツアー2連敗となっている。

 かつて柏で活躍していた伊東と関根にとっては“古巣対戦”に。試合後には揃ってフラッシュインタビューに登場すると、伊東は「やはり良い雰囲気で、チャントを歌われると思い出して口ずさんでしまう感じがあるなと思いました」とコメント。続いて、関根は「自分がホームで戦うときはすごくやりやすかったんですけど、いざアウェイで来るとめちゃめちゃやりにくいスタジアムだと感じました」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。

「このクラブでプレーしなければ今の自分はいないと思うので、その感謝の気持ちだったり、知っている仲間も多いので、そういう選手とプレーできたことはとても嬉しかったです」

 自身のパフォーマンスについては伊東が「今日はプレシーズンなんですが、不甲斐ない試合を見せてしまって申し訳ないと思っています。自分もコンディションがまだまだで、ミスも多く、申し訳ないなと思います」と言及。関根が「僕もミスが多かったので、リーグ開幕に向けてもっと上げていきたいですし、たくさんの方に応援されているというのを今日改めて感じることができたので、みなさんの期待に応えられるように一年間頑張りたいと思います」とさらなる改善を誓った。

柏との古巣対決に臨んだ(左)伊東純也と(右)関根大輝 [写真]=柳澤健太