
マンチェスター・シティに所属するドイツ代表GKシュテファン・オルテガに退団の可能性が浮上しているようだ。29日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在32歳のオルテガはビーレフェルトの下部組織出身で、2011-12シーズンにトップチームデビューを飾った。2022年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入すると、ブラジル代表GKエデルソンの頼れるバックアッパーとしてチームを支え、ここまで公式戦通算56試合に出場。数々のタイトル獲得に貢献し、昨年11月にはドイツ代表に初招集された。
そんなオルテガだが、ロマーノ氏によると、来年6月末の契約満了を待たずして今夏にマンチェスター・シティを去る可能性があるようだ。マンチェスター・シティは今夏にバーンリーからイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードを獲得し、一時退団が噂されたエデルソンも残留が濃厚に。こうしたことから、オルテガの序列低下は避けられないとの見方が強くなっている。
ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、オルテガに対してはプレミアリーグの3クラブが関心を寄せているほか、トルコの名門フェネルバフチェも獲得に向けて具体的な交渉を行なっているという。
ピッチに立つ機会こそ限られているものの、信頼の置ける控えGKとしてジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームを支えてきたオルテガ。果たして今夏に新天地を求めることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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