しっかり会費を払って通っているスポーツジムから、突然“出禁”をくらう経験など滅多にあるものではない。ところが、投稿を寄せた関西地方の40代女性は「1年ほど通っていたジムで、いきなり強制退会を命じられました」と明かした。

スタッフ側の言い分について、女性は当時の状況とともにこう語る。

「いつも通り穏やかに筋トレしていると、妙な雰囲気のスタッフがやってきて『他の利用者からクレームが来ている。なんど注意しても改善されなかったので、利用規約違反だ』と(言われた)」

しかし女性は過去に注意されたことは「一度もない」という。そのためスタッフに「クレーム」の詳細を尋ねるも、教えてはもらえなかった。(文:湊真智人)

スタッフの悪意が原因?意見した女性は理不尽を嘆く

思わぬ宣告に動揺を隠せない女性。自身の利用態度に問題がなかったことを振り返りつつ、「なぜ、今?」「それこそ信義則違反では?」と憤りを覚えていた。だが女性はあれこれと考える内に、心当たりを一つ見つけた。それはジムの清掃に関することだった。

その施設は「24時間営業年内無休」である反面、「早朝や夜間はスタッフ不在」だったという。そのため利用客の多い日中にスタッフが清掃を行なっていた。そこで女性はこんな弊害を目にしていた。

「スタッフは、利用者が集中してトレーニングしているそばで大きな音を立てて掃除機をかけていたり、ストレッチエリアで休んでいる人がいてもすくそばの鏡にスプレーをふりかけ掃除をしていました」

これについて女性は、夜間に清掃スタッフを置けない事情に理解を示しつつも「あまりにやかましい」と感じていた。

そこで女性は清掃の時間を避けるために、「掃除の時間を掲示してほしい」とアンケートに記入した。これが、強制退会になった理由の“心当たり”である。スタッフの真意を指摘するようにこう語っている。

「どー考えても掃除のスタッフが逆ギレして、私をなにがなんでも強制退会させようと企てたとしか思えません」

これはあくまで投稿者女性が感じた事で、ジム側の見解はわからない。しかし、十分な説明もなく退会させられたら、不信感を抱くのは無理もない。女性はこの一件で、スポーツそのものにまで強い不信感を抱いてしまったそうだ。

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何があった? 突然ジムを“出禁”になった40代女性、心当たりは「清掃スタッフへの要望」だけ