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電車で乗り過ごし、うっかり目的地を過ぎてしまう、という経験をしたことがある人も多いのでは。三重県の50代女性は、近鉄名古屋線白子駅鈴鹿市)から近鉄四日市駅まで通っていた。

各駅停車で10駅、急行で3駅という距離だが、女性は電車で本を読む習慣があったため、うっかり目的地を通り過ぎてしまったという。(文:西荻西子)

「電車の中で文庫本を読むのが習慣になっていました。その日は、白子駅で座れず、立ったまま本を読んでいて、ふと気がつくとサッと乗客が降りて行きました」

「それから文庫本を電車で読むのをやめました」

空いた座席に座り「珍しく早く空いたな」と本の続きを読もうとした。その時だ。

「流れたアナウンスで一気に青ざめました。『次は富田。富田です』えっ?!乗り越した!」

女性はアナウンスを聞いてすぐ、近鉄四日市駅を乗り過ごし、急行で1駅先の富田駅まで来てしまったと悟った。

「そうです。人が一気に降りた駅で私も降りなければいけなかったんです。富田に着いてすぐ、折り返しの電車に乗るために反対側のホームに移動したものの、次の電車が来るまで15分待たないといけなくて、遅刻確定」

この件から、女性は「それから文庫本を電車で読むのをやめました」と書いていた。読書に夢中でも、降りる駅には要注意だ。

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「えっ?!乗り越した!」通勤電車で読書に夢中だった女性、目的地到着に気づかず「遅刻確定」