
「すごく綺麗な紫陽花」と感動の声が上がった、挿し木から育てたアジサイの動画。2024年6月にYouTubeにて公開され、動画を紹介したねとらぼの記事でも大きな反響を呼びました。
ねとらぼ編集部は、さまざまな植物や庭づくりの情報を発信している投稿者の「ohana chan」(ohanachannel)さんに、視聴者から寄せられた反響やガーデニングの魅力などについて話を聞きました。
秋色アジサイを挿し木から育て始めた2020年
アジサイを挿し木から育てた4年間の記録。その始まりは、2020年の7月に購入した秋色アジサイでした。花を落として葉を減らし、挿し穂の下部分を斜めにカットして専用の土に2本植えて育て始めてから2カ月後、枝から根がのびてきたタイミングで肥料入りの培養土を入れた5号鉢に植え替え。それから12月になると土の中から新しい芽が出てきて、冬を越えた3月には芽がすくすく育ち、さらに3カ月後の6月。アジサイのシーズンには、見事に紫の花を咲かせてくれたのでした。
挿し木してから2年目・3年目
ここからアジサイを大きくするため、脇芽の上をカットしてバラ鉢10号へ植え替え。夏はしっかり水をあげ、冬は外で越冬・寒肥をしたら、2度目のシーズンには1年目より大きく、花の数が約3倍に増えた姿を見せてくれました。さらにアジサイを増やすため、3年目は木質堆肥、腐葉土、牛糞で耕した土に地植えをしました。前回と同様に育てて3年目に突入したアジサイは、2年目の2倍ほどに成長。地植えに変えたことで色も少し変化し、たくさんの美しい花に魅了されます。
アジサイの驚きの成長ぶりに大反響
そして4年目、7月に花を落として9月に有機肥料を与え、夏から春にかけて昨年と同じように育てた結果、2024年の開花シーズンには人の体をすっぽり覆い隠すほどの大きさに成長!
数えきれないほどの花が咲いてこんもりとした丸い見た目は、1本の挿し木から育ったとは思えないほど立派で、その圧巻の成長ぶりとohanachannelさんの技術と愛情には「たくさん咲いた花が美しい」「素晴らしいアジサイですね。もう挿木の天才です!」「どれもとっても美しくて愛情込めて育ててらっしゃるのが伝わってきます!」「何回見ても素晴らしいとしか言い様がないです」と感動する声が多く寄せられました。
ガーデニングの魅力とは
この動画は現在19万再生を突破。アジサイの他にも、サフィニアやマツバボタンを挿し芽で増やす動画など、さまざまな植物の育て方動画で注目を集めるohanachannelさんに、ねとらぼ編集部が話を聞きました。
――動画や記事、チャンネルに寄せられた反響への感想を教えてください
ohanachannelさん:2025年3月に「マーガレットの育て方」という動画を公開したのですが、その後たくさんの方がマーガレットを育てておられることを知りました。わたしのレポート動画が、少しでもお役に立てたかなと、嬉しく思います。
――ガーデニングをする上で大切にしているポイントがあれば教えてください
ohanachannelさん:観察力、かな。毎日チラッとでも見ると変化にすぐ気づけるので、小さなつぼみを見つけるとうれしくなりますし、虫に食べられていても害虫が大発生する前に何とかできますしね。人間と一緒で、病気にかかっても初期段階で気付いて治療できると思います!
――ohanachannelさんにとって、ガーデニングの魅力はどんなところにあるのでしょうか
ohanachannelさん:ガーデニングの魅力は、単純ですがやっぱりお花や葉っぱの色を見て「キレイ!」と感動できるところです! 力強く生きていくパワーをもらえます!
(了)
YouTubeチャンネル「ohana chan」では、植物のお手入れ方法をより詳しく解説した動画や、庭づくりに関する動画なども公開中。写真はInstagram(@ohanachan30)でも見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「ohana chan」さん

コメント