ついにプレリュードが復活するぞ! 次世代のハイブリッドスポーツと開発陣が胸を張る6代目ってどんなクルマ?

この記事をまとめると

ホンダの6代目プレリュードの全容が公開された

■操る喜びを体現した次世代電動ハイブリッドスポーツカーとしている

■2025年9月に世界に先んじて日本で正式発表・発売される

ついにプレリュードの全容が明らかに

 ジャパンモビリティショー2023でのコンセプトモデル公開以来、大きな注目を集め続けているホンダの新型6代目「プレリュード」。この新たなハイブリッドスペシャリティクーペのティザーサイトが2025年7月31日に公開されるとともに、開発コンセプトや内外装デザインの詳細、純正アクセサリーの展開が明らかにされた!

 事前に開催された報道陣向けデザイン説明・撮影会には、開発を指揮した本田技研工業の山上智行LPL、エクステリアデザインを担当した本田技術研究所の大沼紀人さん、インテリアデザインを担当した東森裕生さん、純正アクセサリーの商品企画を担当したホンダアクセスの土井一史さんが登壇。それぞれ新型プレリュードに込めた熱い想いを語ってくれた!

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 1998年ホンダの中途採用試験を受けた際に提出した履歴書に記載した「スポーツカーの研究開発やモータースポーツに携わって、技術を磨いていきたい」という直筆のメッセージを披露した山上LPLは、「その願いがようやく叶った」と述懐。「ホンダのなかでもこういったクルマの開発を頻繁に行っているわけではないので、その開発は社内でも非常に活気があります。お客さまにも待っていただいているので、この新型プレリュードが近いうちに街を走るのが非常に楽しみです」と、開発者自身も大きな期待を寄せていることをうかがわせた。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 さらに、「前奏曲」や「序曲」、「先駆け」を意味する「Prelude」の車名を、「ホンダのDNAである操る喜びを体現した次世代電動ハイブリッドスポーツカーを、本格的な電動化の時代に先駆け、新時代の幕開けを告げる序曲のような特別な1台として、世代を超えて多くのお客さまにお届けしたい」という想いを込めて与えたことを、強く訴求している。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

開発陣肝入りの力作

 そんな新型プレリュードの開発コンセプトは「UNLIMITED GLIDE」。「動力をもたないグライダーは地球を味方につけると数時間、数百km飛び続け、時にはアクロバティックなフライトもこなす」ことから、多くのインスピレーションを得たのだという。

 そして、ワイド&ローのスタイリングと、シビック・タイプRから継承した走りの技術を兼ね備えた、特別なハイブリッドスペシャリティカーに、新型プレリュードを位置付けている。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

スポーツカーをデザインしたいというのが子どものころからの夢だったので、プレリュードというビッグネームの開発に携わることができ、大きな喜びとプレッシャーの両方を感じています」という、エクステリアデザイン担当の大沼さんは、前述の開発コンセプトにもあるグライダーをモチーフとして、「GLIDING CROSS STANCE」をエクステリアデザインのコンセプトに掲げたことを説明。

 三次元的にクロスするクリーンかつダイナミックな「SURFACE」、グライダーのように伸びやかで軽快な「PROPORTION」、ダイナミックな走りを予感させるスポーティな「STANCE」、この3つの要素を実現することで、「滑空するような高揚感を生み出すスペシャリティスポーツを体現」したのだという。

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 具体的には、スポーツカーらしいアスペクトレシオ(長辺と短辺の比率)1.6を狙い、全長×全幅×全高=4520×1880×1355mm、ホイールベース2605mm、前後トレッド1615&1625mmとされたワイド&ローなディメンジョンや、タイヤ外径が全高のほぼ半分を占めることを企図した235/40R19 93Wタイヤ、横方向に細長く光る前後ランプ、スムースかつふくよかな面をもつ前後フェンダーなどで実現したのが、実車からも見て取れる。

 と同時に、プレリュードとしては初めてハッチバックスタイルを採ることで、最低限の後席居住性と、大人ふたりぶんの荷物をラクに積める低く広いラゲッジスペースを確保したのも、新型プレリュードならではの特徴だろう。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 なおボディカラーは、新開発色のムーンリットホワイト・パールと、それにブラックルーフを組み合わせた2トーンカラーのほか、メテオロイドグレー・メタリック、クリスタルブラック・パール、フレームレッドの計5種類を設定することが明らかにされている。

「幼い頃に真っ赤な3代目プレリュードを見て、その面影を見ながら、かつて憧れだったクルマに自らの手で携われたことを奇跡と感じている」という、インテリアデザイン担当の東森さんは、そのデザインコンセプト「GLIDING COCKPIT」について、「スポーツカーに対する走りへの期待感と、スペシャリティスポーツカーとしての特別感を融合させることを狙った」と説明した。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 水平基調のインパネは、ピュアスポーツカーにありがちな運転席最優先ではなく、助手席のパートナーと同じ空間を共有するデートカーらしい設計となっているのが明確だが、、そのデザインは単にノイズレスでシンプルというだけではない。

 奥側(車両全体から見て前方)に「フローティングバイザー」と呼ぶ折り返しが設けられているのに加え、適度な太さをもつAピラー、ボンネット左右に設けられた左右に鋭いプレスラインと、これに上端が連続するよう造形されたドアトリムが組み合わされることで、車両感覚が非常に掴みやすくなっているのも見逃せない。

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 そのうえ、運転席はサイドサポートを高めてホールド性を高める一方、助手席は低めに設計。さらにドアトリム下側中央をえぐれた形状とし、サイドステップの中央部を滑りにくい梨地シボとするなど、同乗者が狭い場所でも乗り降りしやすいよう配慮しているのもポイントだ。

 内装色はホワイトとブラックの2種類で、いずれも電動車を象徴するブルーのアクセント入り。シート生地は双方ともメインを本革、サイドを合皮として、触感と耐久性を両立させている。インパネ加飾やヘッドレストに「Prelude」ロゴがあしらわれるのも心憎い演出といえよう。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 最後に登壇したホンダアクセスの土井さんは、「UNLIMITED GLIDE PLUS SPORTS ESSENCE」を共通コンセプトとした純正アクセサリーを紹介した。

「Sports Style」を銘打たれたエクステリアパーツのうち、「フロントロアースカート」や「フロントグリルモールディング」、「テールゲートスポイラー」は、新型プレリュードのワイド感をさらに強調するのみならず、より理想的な前後リフトバランスを追求。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 今回初めて公開された「19インチアルミホイール MS-051」は、控えめにスポーティな標準装備のホイールとは大きく異なる、ブレードタイプのスポークデザインとすることで、足もとを一段とスポーティに演出することを狙ったのだという。

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

 新開発の「Honda S+ Shift」のみならず、デザインやパッケージングにも見所満載な新型6代目プレリュードは、2025年9月に日本より正式発表・発売され、以後世界各国で販売開始される予定だ。公道で見られる日は近い!

次世代のハイブリッドスポーツとして6代目新型プレリュードが堂々復活

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