
毎日暑い日が続くと、火を使う料理が億劫になるもの。そんな時におすすめのレシピを、料理研究家のリュウジさんがXで紹介しています。その名も「やけくそチャーハン」。
チャーハンと言えばフライパン必須かと思っていましたが、なんと少しの材料とレンチンだけでできてしまうのだとか。この工程でいったいどこまでチャーハンに近づけられているのか?実際に作って確かめてみることにしました。
■ 今の季節にありがたい“火を使わない料理”ちなみに今回のレシピは、2023年10月にリュウジさんがYouTubeなどで一度公開していたものですが、連日の暑さを受けて“火を使わない料理”として改めて提案されたようです。
必要な材料は以下の通り。
■ 簡単すぎる調理工程【材料】(1人前)
・卵……1個
・ごま油……大さじ2分の1
・油……大さじ2分の1
・温かいご飯……200g
・塩……小さじ3分の1
・しょうゆ:小さじ2分の1
・味の素……7振り
・黒コショウ……適量
手順も驚くほど簡単です。まず耐熱容器にサラダ油とごま油を入れ、そこに卵を割り入れかき混ぜます。
そこへ塩、しょうゆ、味の素、黒コショウを分量通り振りかけます。たったこれだけで下準備は終了。後は容器にフタ、またはラップをして600Wのレンジのレンジで2分加熱。
時間が来たらやけどに気をつけつつ取り出し、よく混ぜれば完成です。見た目はもちろん、立ちのぼるごま油の香りは確かにチャーハンっぽい。これは本当に再現できているかもしれません……!
■ ビックリ……驚くほどしっかりチャーハンでは、早速いただきます。ひと口食べてみると……おおっ、驚くほどしっかりチャーハン。醤油とごま油の風味、味の素の旨味に黒コショウがピリッと効いていて、とてもレンチンとは思えない完成度です。
あえて言うとすれば、食感のところで若干「フライパンで加熱していない感」がありますが、ほぼほぼ気になりません。普通に「チャーハン作ったよ」と出されたら、おそらく気づかずに食べてしまうであろうレベルでしょう。
このレシピはリュウジさんが「虚無レシピ」として紹介しているもののひとつ。酔って帰ったときや疲れているときでも、包丁を使わず、鍋も火も不要。必要なのは耐熱容器とレンジだけという手軽さが魅力です。
また、お好みでソーセージやチャーシューなどを加えるなど、アレンジ可能な点も魅力的。一度作ると、その手軽さと完成度に驚き、リピートしたくなること間違いなし。暑い日や、洗い物を増やしたくないときにも重宝する一品です。
火を使わないのに、しっかりチャーハンの味わい。「やけくそ」とは思えない完成度でした。ごちそうさまでした!
<記事化協力>
リュウジ@料理のおじさんバズレシピ(@ore825)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025073103.html
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