インディーゲーム制作者のjrsjams氏は7月25日『Mage Arena』の早期アクセス版をSteamにて配信した。

本作は、実際に呪文を詠唱して戦う対戦型アクションゲーム。かなり評価が高く、配信開始から1週間足らずで約4000件のユーザーレビューを獲得し、うち95%が好評する「圧倒的に好評」のステータスを得ている。

現時点では多くのバグが存在するため一時的に350円(税込)で販売されているが、安定次第4.99ドルへと値上げされる予定だ。

『Mage Arena』は、魔法使いウォーロックの間の長年の対立を解決するため、声を使って魔法を唱える対戦ゲームだ。

作中では4対4の協力対戦モードもしくは1対1のアリーナモードをプレイすることができ、対戦内では実際にマイクに向かって「ファイアボール」や「フリーズ」、「マジックミサイル」といった具合に呪文を唱えて敵プレイヤーと戦っていくことになる。

ほかも「Wormholes」や「Arcane Blast」など数多くの魔法を使用することができるが、どれほどの魔法が実装されているのかは現時点では明らかにされていない。

また、本作にはゲーム内ボイスチャット機能も存在しており、相手が魔法を詠唱している様子を聴いたり、協力対戦モードで味方と会話したり、間違えて呪文を唱えて自爆したりといった具合に、わちゃわちゃとした対戦を楽しむことができる。

(画像はSteamストアページより)

非公式データべースSteamDBによると、リリース直後は約1000人ほどの同時接続者数となっていたが、公式がTikTokに投稿した動画や口コミ、さまざまな配信者、動画投稿者などの動画から多くのユーザーを集め、現時点の最大同時接続者数が1万6000人を超えたことを確認できる。

またかなり評価も高く、ユーザーレビューではフレンドとのマルチプレイや野良プレイヤーとの協力プレイなど、多くのプレイヤーでワイワイ楽しめる要素から好評を集めているようだ。

(画像はSteamDBより)

なお、本作は早期アクセス形式でリリースされており、フィードバックを基に新しい戦闘エリアや新しいNPC、新たな魔法、コミュニティのアイデアなどを追加していくという。期間は3~6ヶ月を予定しており、値上げは実施しないとのこと。

『Mage Arena』の配信プラットフォームはPC(Steam)で価格は350円(税込)。ゲームが安定次第、4.99ドルへと値上げされる予定となっている。

『Mage Arena』Steamストアページはこちらjrsjams氏のXアカウントはこちら