
【MLB】レッズ 5—2 ドジャース(7月30日・日本時間31日/シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手がレッズ戦に「2番・投手」で先発出場。今季初の4回のマウンド途中で緊急降板する事態となったが、その際に見せたフリーマンの行動がファンの心を打った。
フリーマンの24試合ぶりとなる11号2ランで逆転した直後の4回裏、大谷は今季初めて4回のマウンドに上がったが、先頭のマルテにヒットを許すと、続くスティーブンソンには2球連続のワイルドピッチ。無死三塁とピンチを広げ、四球で無死一、三塁の場面を迎える。
ここでロバーツ監督がベンチを出てマウンドに向かい、内野陣も集結。大谷と監督の会話を心配そうに見つめていたのが、ファーストを守るフリーマンだった。
降板が決まると、フリーマンは大谷の背後にそっと近づき、自身のグラブで大谷のお尻を優しくポンと叩いた。
この場面は米スポーツメディアでも話題となり、MLB専門アナリストで、大谷を長年追い続けていることで知られるベン・バーランダー氏(@BenVerlander)もXに投稿。「Here is Shohei Ohtani being removed from the game while looking visibly concerned(目に見えて心配そうな表情の大谷翔平が、試合から退く様子です)」とコメントを添えて動画を紹介した。
この投稿には「Horrible for the sport if he can’t pitch(彼が投げられないとしたら、野球界にとって大きな痛手だ)」「Just relax. He’s fine.(落ち着けって。きっと大丈夫さ)」といった反応が寄せられていた。
中継の視聴者からも「大谷選手に少し休ませよう」「無事でありますよう」「もう打席も休め」と、大谷を心配する声が相次いだほか、「フリーマンがポンってした」といった声も寄せられるなど、心配とともに、チームメートとの絆を感じさせる、忘れられない一幕となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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