現在韓国ツアーを行っているプレミアリーグニューカッスル。30日には韓国リーグ選抜と対戦し、0-1で惜敗した。

韓国メディア『聯合ニュース』は同日、「昨季プレミアリーグの5位のニューカッスルも韓国の今夏の記録的猛暑には耐えられなかった」との書き出しでこの試合を伝えた。

同メディアによると、序盤こそ試合の主導権を握ったニューカッスルだが、前半30分ごろから急激に選手たちの運動量が落ち始めたという。

後半はロングボールを相手ディフェンス裏に蹴るシンプルな攻撃で韓国リーグ選抜に襲いかかろうと試みたが、前線の選手の足がついていかなかった。

ニューカッスルのエディ・ハウ監督は、チームKリーグとの前日記者会見で「宿泊するホテルからちょっと出てびっくりした。暑すぎて急いでホテルに戻った」と、韓国の猛暑に舌を巻いた。

それもそのはず。今夏の韓国では一日の最高気温が38度を超える地点が続出。28日にはソウルでも最高気温38度を記録した。同国メディア『中央日報』などによると、ソウルが最高気温38度以上に達した日は、1907年から気象観測を始めて以来、わずか8日しかなかったという。

26日に、シンガポールアーセナルとプレシーズンマッチを行ったニューカッスルが、同国より北に位置する韓国でそれ以上の猛暑を経験して驚くのも無理はない。

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ニューカッスルは来月3日にソウルワールドカップ競技場でトッテナムと対戦する。

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