日本銀行は、金融政策決定会合で利上げを見送りました。その一方で、コメなどの食料品価格の上昇を受け、物価の見通しを引き上げました。
日銀は、政策金利を4会合連続で0.5％程度に据え置きます。関税協議でアメリカと合意したものの、引き続き慎重に影響を見極めるとみられます。
一方、3カ月ごとに公表する経済と物価の見通しでは、生鮮食品を除く今年度の消費者物価の上昇率を、4月時点の2.2％から2.7％に引き上げました。コメなどの食料品の値上がりの影響を反映した形です。
また、実質GDP（＝国内総生産）の今年度の成長率の見通しも、0.1ポイント引き上げ、0.6％としました。（ANNニュース）
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