
《日本保守党の連中は誹謗中傷が酷すぎる》
7月28日、自身のXにこう綴ったのは橋下徹氏(56)だ。これは20日投開票の参院選で初当選した日本保守党の北村晴男氏(69)が石破茂首相(68)を《どこまでも醜い、奇妙な生き物》と揶揄したことについて批判したもの。橋下氏は《およそ税金で飯を食っていく国会議員とは思えない》《発言の仕方を一から勉強しろ》といった厳しい言葉も投げかけていた。
ところが、この批判が話題となるなかで、橋下氏の過去の投稿が掘り返されることに。それは今から4年前の’21年4月のこと。当時は作家で、現在は日本保守党の代表を務める百田尚樹氏(69)が《三浦瑠麗さんのお友達って、田原総一郎、津田大介、橋下徹、古林よしのり…なんか全部共通項があるんやな。気持ち悪い男という…》(原文ママ)とTwitter(現X)に投稿したところ、橋下氏は《日本一気持ち悪い男から、気持ち悪い男と言われて光栄や!》と返信。さらに、怒りをこうぶつけた。
《オッサンの家には鏡あるか?寝る前に一度しっかり見いや。自分の考え通りに世の中が動かないことへの不満と怒り、自分の考えとは異なる者の方が公に取り上げられることへの妬みと怒り、作家としての少々の成功から自分には世の中を動かす力などないことを認めることができないプライドと怒り》
《これらが鬱積している顔は醜く過ぎるで。まあ、こんな大人にはなってはいけないという子供たちへの良い教材になってるわ。感謝!》
石破首相を《醜い》と揶揄した北村氏にノーを突きつけたにも関わらず、自身も百田氏に対して“顔が醜い”と投稿していた橋下氏。そのため、Xでは、
《出た!特大橋下ブーメラン!》
《特大ブーメランを投げるのはいい加減にしてほしい》
《自分の事は棚にあげて他人に厳しい》
《どっこいどっこいですね》
といった厳しい声があがっている。
「百田氏は29日、北村氏の《どこまでも醜い、奇妙な生き物》という表現について、容姿ではなく、“生き方や政治姿勢のことを言っている”とXで擁護しました。しかし、北村氏は26日にも、石破首相のことを《(内面も)醜く奇妙な生き物》と表現しており、外見のことも揶揄しているように捉えられるため、Xでは《フォローになっていない》と言われていました。
そんななか橋下氏も過去に百田氏の外見を揶揄するような投稿を行い、罵り合っていたことが掘り返され、物議を醸すことに。発端となった百田氏の《気持ち悪い男》という表現も含め、3人の投稿は中傷や侮辱だと見做される可能性があり、適切な表現とはいえないでしょう」(全国紙政治部記者)
橋下氏は自身の過去の言動をどう考えているだろうか。

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